設定例(ApresiaLightGSシリーズ)
ループ検知機能(LoopbackDetection)
基本構成図
設定のポイント
ループ検知機能の動作条件
- ループ検知フレームは、タグの有無に関わらず64バイトのマルチキャストフレームとして送出されます。
- 機器毎に識別されたループ検知フレームを受信することでループ検知と判断します。
(例えば、配下にある島HUBが帯域輻輳の状態である場合や、コリジョン発生によりループ検知フレームが廃棄された場合には、ループ検知されないことに注意してください)
設定例
VLANとポートの設定
[VLAN設定]画面で、ポートの設定例のようにVLANを作成していきます。
VLAN(10)をタグなしポート1-2、VLAN(20)をタグなしポート3-4、VLAN(10、20)をタグVLANポート9-10に設定します。VLAN1(default)は未使用のため上記ポートから削除します。[VLAN情報]をクリックし、VLANの割り当てを確認します。
ループ検知機能の設定
画面左の[ネットワーク]が展開された状態から[ループ検知]をクリックします。
[ループ検知]画面が表示されます。
[ループ検知機能:]のメニュー から有効を選択し、[適用]ボタンをクリックします。
ループ検知機能のポート設定
[ループ検知テーブル]でポート毎に[ループ検知状態]を有効にし[適用]ボタンをクリックしていきます。ここではポート1、2、3、4、9、10を有効にします。
ループが検知されるとポートがシャットダウンされ、LOOP LEDが赤く点滅します。[ループ検知テーブル]を更新すると[ループ状態]がループ検知と表示されます。
[ループ状態]を正常に戻すにはループ構成を解消した上で、自動復旧時間の経過を待つか、[ループ検知状態]を無効にする必要があります。