設定例(ApresiaLightGSシリーズ)
ストームコントロール機能
基本構成図
設定のポイント
L2フロアスイッチ
- ポート1では、ブロードキャストパケットが閾値(ここでは1000pps)を超えた場合にパケット転送を制限します。
- ポート2では、マルチキャストパケットが閾値(ここでは1000pps)を超えた場合にパケット転送を制限します。
(閾値の単位は64pps) - 上位スイッチとの接続ポートには、パケットストーム制御を設定しないことを推奨します。
(リモートアクセスを確保するため)
フロアスイッチの設定例
VLANとポートの設定
[VLAN設定]画面で、VLANを作成していきます。
クライアント用にVLAN(10)をタグなしポート1、VLAN(20)をタグなしポート2、VLAN(10、20)をタグVLANポート10に設定します。VLAN1(default)は未使用のため上記ポートから削除します。管理用としてVLAN(100)をタグVLANポート10に設定します。[VLAN情報]をクリックし、VLANの割り当てを確認します。
管理用IPアドレスの設定
「基本設定(IPアドレス)」と同様に管理用VLAN100にIPアドレスを設定します。
デフォルトルートを設定します。
ストームコントロール機能の設定
画面左の[ネットワーク]が展開された状態から[帯域制御]をクリックします。
ポート1の[ブロードキャスト]から有効を選択します。
ポート1の[閾値]に16と入力して、閾値を約1000pps(64pps×16)とし、[適用]をクリックします。
同様にポート2のマルチキャストを有効、閾値を1000ppsとします。