設定例(ApresiaLightGSシリーズ)
非対称VLAN(Asymmetric VLAN)
基本構成図
構成図の通信
- 端末セグメント~サーバーセグメント間は通信する。
- 端末セグメント間は通信しない。
設定のポイント
- サーバーセグメントのVLAN(100)に端末セグメントのポート(1-2,3-4,5-6)を設定する。
- 端末セグメントのVLAN(10,20,30)にサーバーセグメントのポート(8)を設定する。
- 送信先を決定するためのポートVLAN ID(PVID)を設定する。
設定例
VLANとポートの設定
画面左の[ネットワーク]が展開された状態から[VLAN]をクリックします。
[VLAN設定]画面が表示されますので、ポートの設定例のようにVLANを作成していきます。
端末セグメント用にVLAN(10、20、30)を作成、サーバーセグメント用にVLAN(100)を作成します。
まず[VLAN ID:]に10、[VLAN名:]にv10を入力し、[タグなしVLANポート] にポート1、2、8を割り当てるためにチェックボックスをクリックします。
(各VLANにサーバーセグメントポート8を設定します)
[適用]ボタンをクリックします。
同様にVLAN20、VLAN30、VLAN100を作成しポートを設定します。
PVIDの設定
画面左の[VLAN]が展開された状態から[ポート設定]をクリックします。
ポートの設定手順によりPVIDが異なるため、各ポートのPVIDを明示的に設定します。
ポート8を非対称VLANのPVID(100)に設定します。
ポート毎にPVIDを入力後、 [適用]ボタンをクリックします。
デフォルトVLANの削除
[VLAN設定]画面に戻ります。VLAN1(default)は未使用のため削除します。[VLANテーブル]の[VLAN ID] 1の[変更]をクリックします。
[VLAN変更]画面が表示されます。
ポート1、2、3、4、5、6、8を非メンバーポートにするためチェックボックスをクリックします。
[適用]ボタンをクリックします。
画面左の[VLAN]が展開された状態から[VLAN情報]をクリックし、VLANの割り当てを確認します。
非対称VLAN(Asymmetric VLAN)の設定
画面左の[VLAN]が展開された状態から[アドレス学習モード]をクリックします。
[アドレス学習モード]画面が表示されますので、[学習モード:]のメニューからSVLを選択します。
[適用]ボタンをクリックすると、確認画面が表示されますので[OK]ボタンを押します。同一MACが非対称VLANとしてFDB登録されるようになります。