設定例:APRESIA(AEOSシリーズ)
管理運用・インターフェース
sFlow 設定例
設定例の構成
スイッチの設定(L3スイッチ) | |
---|---|
設定コマンド | 説明 |
hostname Ap13k-52-1 | ホスト名の設定 |
vlan database
vlan 10 name vlan10 |
VLANの設定 |
interface manage
ip address 172.26.9.1/24 |
IPアドレスの設定(管理ポート) |
interface port 1/1
switchport mode trunk |
インターフェイスの設定 -trunkポートでvlan10,vlan20をアサイン -IngressパケットをsFlow監視対象に指定 |
interface port 1/5
switchport access vlan 30 |
インターフェイスの設定 -accessポートでvlan30をアサイン |
interface vlan 10
ip address 192.168.10.2/24 |
IPアドレスの設定(VLANインターフェイス) |
sflow destination 1 172.26.9.70 sflow source 172.26.9.1 sflow enable |
sFlowの設定 ※注 |
スイッチの設定(L2スイッチ) | |
---|---|
設定コマンド | 説明 |
hostname Ap13k-52-2 | ホスト名の設定 |
vlan database
vlan 10 name vlan10 |
VLANの設定 |
interface manage
ip address 172.26.9.2/24 |
IPアドレスの設定(管理ポート) |
interface port 1/2
switchport mode trunk |
インターフェイスの設定 -trunkポートでvlan10,vlan20をアサイン -IngressパケットをsFlow監視対象に指定 |
interface port 1/5
switchport mode trunk |
インターフェイスの設定 -trunkポートでvlan10,vlan20をアサイン |
sflow destination 1 172.26.9.70 sflow source 172.26.9.2 sflow enable |
sFlowの設定 ※注 |
注意事項
対応バージョン
- sFlow version4対応となります。
- v4とv5は互換性がないため、適用の際はsFlowコレクタの対応バージョンをご確認ください。
Egress指定について
- Egressパケットを監視対象として指定した場合、デフォルト設定では、フローサンプル内のSource ID、および、Output InterfaceのifIndex値が"常に0"として出力されます。
そのため、sFlowコレクタ側で出力ポートが不明(unknown)と表示される場合があります。 - モード変更コマンド(sFlow mode)によりifIndex値を変更(置き換え)することで、コレクタ側で出力ポートを表示させることが可能です。
但し、変更後のポート番号は、Egress設定したポートのうち1番数値の小さいポート番号となります。
サンプリング間隔の調整
- サンプリング後のパケット数が、CPU処理能力を超過した場合、フローサンプル、カウンターサンプルが正しく送信されないことがあります。
- CPU使用率(show systemコマンドのCPU Rate(1min,%))が40%以下となるよう各パラメーターを適正な値に設定してご利用ください。
sFlowコレクタ
- ここではInMon社のsFlow Trend*(フリーツール)を利用
* 検証時はVer.4.4を利用
コレクタ表示例:Counters
コレクタ表示例:Top Source-Destination Pairs
コレクタ表示例:Top Source-Destination Flows