第3編
インターフェース

ポートの機能説明

装置の物理インターフェースであるポートの設定をします。ポートには、ユーザーポート管理ポートの2種類があります。

ApresiaNP7000-48X6L/ApresiaNP7000-24G24X6L

ApresiaNP7000-48X6LのユーザーポートにはSFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R)とQSFP+ポート(40GBASE-R)、管理ポートにはコンソールポートとマネージメントポートがあります。

ApresiaNP7000-48X6Lのユーザーポートと管理ポート

ApresiaNP7000-24G24X6LのユーザーポートにはSFPポート(1000BASE-X)とSFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R)とQSFP+ポート(40GBASE-R)、管理ポートにはコンソールポートとマネージメントポートがあります。

ApresiaNP7000-24G24X6Lのユーザーポートと管理ポート

ApresiaNP7000シリーズのユーザーポートと管理ポートがサポートしている機能を下表に示します。

ApresiaNP7000シリーズのユーザーポートと管理ポートのサポート機能
機能 ユーザーポート 管理ポート
SFPポート(1000BASE-X) SFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R) QSFP+ポート(40GBASE-R) コンソールポート マネージメントポート
デュプレックスモード 全二重 ×
半二重 × × × × *1
オート設定 × ×
フロー制御 × ×
MDI/MDI-X × × × ×
動作速度 9600bps × × × *2 ×
10Mbps × × × ×
100Mbps × × × ×
1000Mbps × × *3
10Gbps × × × ×
40Gbps × × × ×
オート設定 × ×
オートダウングレード設定 × × × × ×

*1:10BASE-T/100BASE-TXにおいて半二重をサポートしています。

*2:コンソールポートの設定可能な通信速度は、9600bps、19200bps、38400bps、115200bpsです。

*3:固定接続は、サポートしていません。

ApresiaNP5000-48T4X

ApresiaNP5000-48T4XのユーザーポートにはRJ-45ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)とSFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R)、管理ポートにはコンソールポートとマネージメントポートがあります。

ApresiaNP5000-48T4Xのユーザーポートと管理ポート

ApresiaNP5000-48T4Xのユーザーポートと管理ポートがサポートしている機能を下表に示します。

ApresiaNP5000-48T4Xのユーザーポートと管理ポートのサポート機能
機能 ユーザーポート 管理ポート
RJ-45ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T) SFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R) QSFP+ポート(40GBASE-R)*1 コンソールポート マネージメントポート
デュプレックスモード 全二重 ×
半二重 × × × × *2
オート設定 × ×
フロー制御 × ×
MDI/MDI-X × × ×
動作速度 9600bps × × × *3 ×
10Mbps × × ×
100Mbps × × ×
1000Mbps × × *4
10Gbps × × × ×
40Gbps*1 × × × ×
オート設定 × ×
オートダウングレード設定 × × × ×

*1:インターフェースユニット(NP5K-2L)の装着時。

*2:10BASE-T/100BASE-TXにおいて半二重をサポートしています。

*3:コンソールポートの設定可能な通信速度は、9600bps、19200bps、38400bps、115200bpsです。

*4:固定接続は、サポートしていません。

ApresiaNP4000-20Xt4X

ApresiaNP4000-20Xt4XのユーザーポートにはRJ-45ポート(100BASE-TX/1000BASE-T/10GBASE-T)とSFP/SFP+ ポート(1000BASE-X/10GBASE-R)、管理ポートにはコンソールポートとマネージメントポートがあります。

ApresiaNP4000-20Xt4Xのユーザーポートと管理ポート

ApresiaNP4000-20Xt4Xのユーザーポートと管理ポートがサポートしている機能を下表に示します。

ApresiaNP4000-20Xt4Xのユーザーポートと管理ポートのサポート機能
機能 ユーザーポート 管理ポート
RJ-45ポート(100BASE-TX/1000BASE-T/10GBASE-T) SFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R) コンソールポート マネージメントポート
デュプレックスモード 全二重 ×
半二重 × × × *1
オート設定 ×
フロー制御 × ×
MDI/MDI-X × ×
動作速度 9600bps × × *2 ×
10Mbps × × ×
100Mbps × ×
1000Mbps × *3
10Gbps × ×
オート設定 ×
オートダウングレード設定 × × × ×

*1:10BASE-T/100BASE-TXにおいて半二重をサポートしています。

*2:コンソールポートの設定可能な通信速度は、9600bps、19200bps、38400bps、115200bpsです。

*3:固定接続は、サポートしていません。

ApresiaNP3000-24X4Q

ApresiaNP3000-24X4QのユーザーポートにはSFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R)とSFP+/SFP28ポート(10GBASE-R/25GBASE-R)、管理ポートにはコンソールポートとマネージメントポートがあります。

ApresiaNP3000-24X4Qのユーザーポートと管理ポート

ApresiaNP3000-24X4Qのユーザーポートと管理ポートがサポートしている機能を下表に示します。

ApresiaNP3000-24X4Qのユーザーポートと管理ポートのサポート機能
機能 ユーザーポート 管理ポート
SFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R) SFP+/SFP28ポート(10GBASE-R/25GBASE-R) コンソールポート マネージメントポート
デュプレックスモード 全二重 ×
半二重 × × × *1
オート設定 × ×
フロー制御 × ×
MDI/MDI-X × × ×
動作速度 9600bps × × *2 ×
10Mbps × × ×
100Mbps × × ×
1000Mbps × × *3
10Gbps × ×
25Gbps × × ×
オート設定 × ×
オートダウングレード設定 × × × ×

*1:10BASE-T/100BASE-TXにおいて半二重をサポートしています。

*2:コンソールポートの設定可能な通信速度は、9600bps、19200bps、38400bps、115200bpsです。

*3:固定接続は、サポートしていません。

ApresiaNP3000-24T8X4Q

ApresiaNP3000-24T8X4QのユーザーポートにはRJ-45ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)、SFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R)、およびSFP/SFP+/SFP28ポート(1000BASE-X/10GBASE-R/25GBASE-R)があります。管理ポートにはコンソールポートとマネージメントポートがあります。

ApresiaNP3000-24T8X4Qのユーザーポートと管理ポート

ApresiaNP3000-24T8X4Qのユーザーポートと管理ポートがサポートしている機能を下表に示します。

ApresiaNP3000-24T8X4Qのユーザーポートと管理ポートのサポート機能
機能 ユーザーポート 管理ポート
RJ-45ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T) SFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R) SFP/SFP+/SFP28ポート(1000BASE-X/10GBASE-R/25GBASE-R) コンソールポート マネージメントポート
デュプレックスモード 全二重 ×
半二重 *1 × × × *1
オート設定 × ×
フロー制御 × ×
MDI/MDI-X × × ×
動作速度 9600bps × × × *2 ×
10Mbps × × ×
100Mbps × × ×
1000Mbps *3 × *4
10Gbps × × ×
25Gbps × × × ×
オート設定 × ×
オートダウングレード設定 × × × ×

*1:10BASE-T/100BASE-TXにおいて半二重をサポートしています。

*2:コンソールポートの設定可能な通信速度は、9600bps、19200bps、38400bps、115200bpsです。

*3:SFP/SFP+/SFP28ポートはオートネゴシエーション非対応のため、このポートでは1000BASE-Tトランシーバーは使用できません。

*4:固定接続は、サポートしていません。

ApresiaNP2100-24T4X/ApresiaNP2100-24T4X-PoE

ApresiaNP2100-24T4XおよびApresiaNP2100-24T4X-PoEのユーザーポートにはRJ-45ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)とSFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R)、管理ポートにはコンソールポートとマネージメントポートがあります。

ApresiaNP2100-24T4X/ApresiaNP2100-24T4X-PoEのユーザーポートと管理ポート

ApresiaNP2100-24T4XおよびApresiaNP2100-24T4X-PoEのユーザーポートと管理ポートがサポートしている機能を下表に示します。

ApresiaNP2100シリーズのユーザーポートと管理ポートのサポート機能
機能 ユーザーポート 管理ポート
RJ-45ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T) SFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R) コンソールポート マネージメントポート
デュプレックスモード 全二重 ×
半二重 *1 × × *1
オート設定 ×
フロー制御 × ×
MDI/MDI-X × ×
動作速度 9600bps × × *2 ×
10Mbps × ×
100Mbps × ×
1000Mbps × ×
10Gbps × × ×
オート設定 ×
オートダウングレード設定 × × ×

*1:10BASE-T/100BASE-TXにおいて半二重をサポートしています。

*2:コンソールポートの設定可能な通信速度は、9600bps、19200bps、38400bps、115200bpsです。

ApresiaNP2100-48T4X/ApresiaNP2100-48T4X-PoE

ApresiaNP2100-48T4XおよびApresiaNP2100-48T4X-PoEのユーザーポートにはRJ-45ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)とSFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R)、管理ポートにはコンソールポートとマネージメントポートがあります。

ApresiaNP2100-48T4X/ApresiaNP2100-48T4X-PoEのユーザーポートと管理ポート

ApresiaNP2100-48T4XおよびApresiaNP2100-48T4X-PoEのユーザーポートと管理ポートがサポートしている機能を下表に示します。

ApresiaNP2100シリーズのユーザーポートと管理ポートのサポート機能
機能 ユーザーポート 管理ポート
RJ-45ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T) SFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R) コンソールポート マネージメントポート
デュプレックスモード 全二重 ×
半二重 *1 × × *1
オート設定 ×
フロー制御 × ×
MDI/MDI-X × ×
動作速度 9600bps × × *2 ×
10Mbps × ×
100Mbps × ×
1000Mbps × ×
10Gbps × × ×
オート設定 ×
オートダウングレード設定 × × ×

*1:10BASE-T/100BASE-TXにおいて半二重をサポートしています。

*2:コンソールポートの設定可能な通信速度は、9600bps、19200bps、38400bps、115200bpsです。

ApresiaNP2000-24T4X/ApresiaNP2000-24T4X-PoE

ApresiaNP2000-24T4XおよびApresiaNP2000-24T4X-PoEのユーザーポートにはRJ-45ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)とSFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R)、管理ポートにはコンソールポートとマネージメントポートがあります。

ApresiaNP2000-24T4X/ApresiaNP2000-24T4X-PoEのユーザーポートと管理ポート

ApresiaNP2000-24T4XおよびApresiaNP2000-24T4X-PoEのユーザーポートと管理ポートがサポートしている機能を下表に示します。

ApresiaNP2000シリーズのユーザーポートと管理ポートのサポート機能
機能 ユーザーポート 管理ポート
RJ-45ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T) SFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R) コンソールポート マネージメントポート
デュプレックスモード 全二重 ×
半二重 *1 × × *1
オート設定 ×
フロー制御 × ×
MDI/MDI-X × ×
動作速度 9600bps × × *2 ×
10Mbps × ×
100Mbps × ×
1000Mbps × ×
10Gbps × × ×
オート設定 ×
オートダウングレード設定 × × ×

*1:10BASE-T/100BASE-TXにおいて半二重をサポートしています。

*2:コンソールポートの設定可能な通信速度は、9600bps、19200bps、38400bps、115200bpsです。

ApresiaNP2000-48T4X/ApresiaNP2000-48T4X-PoE

ApresiaNP2000-48T4XおよびApresiaNP2000-48T4X-PoEのユーザーポートにはRJ-45ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)とSFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R)、管理ポートにはコンソールポートとマネージメントポートがあります。

ApresiaNP2000-48T4X/ApresiaNP2000-48T4X-PoEのユーザーポートと管理ポート

ApresiaNP2000-48T4XおよびApresiaNP2000-48T4X-PoEのユーザーポートと管理ポートがサポートしている機能を下表に示します。

ApresiaNP2000シリーズのユーザーポートと管理ポートのサポート機能
機能 ユーザーポート 管理ポート
RJ-45ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T) SFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R) コンソールポート マネージメントポート
デュプレックスモード 全二重 ×
半二重 *1 × × *1
オート設定 ×
フロー制御 × ×
MDI/MDI-X × ×
動作速度 9600bps × × *2 ×
10Mbps × ×
100Mbps × ×
1000Mbps × ×
10Gbps × × ×
オート設定 ×
オートダウングレード設定 × × ×

*1:10BASE-T/100BASE-TXにおいて半二重をサポートしています。

*2:コンソールポートの設定可能な通信速度は、9600bps、19200bps、38400bps、115200bpsです。

ApresiaNP2500-8MT4X-PoE/ApresiaNP2500-16MT4X-PoE

ApresiaNP2500-8MT4X-PoEのユーザーポートにはRJ-45ポート(100BASE-TX/1000BASE-T/2.5GBASE-T)、およびSFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R)があります。管理ポートにはコンソールポートとマネージメントポートがあります。

ApresiaNP2500-8MT4X-PoEのユーザーポートと管理ポート

ApresiaNP2500-16MT4X-PoEのユーザーポートにはRJ-45ポート(100BASE-TX/1000BASE-T/2.5GBASE-T)、RJ-45ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)、およびSFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R)があります。管理ポートにはコンソールポートとマネージメントポートがあります。

ApresiaNP2500-16MT4X-PoEのユーザーポートと管理ポート

ApresiaNP2500-8MT4X-PoEおよびApresiaNP2500-16MT4X-PoEのユーザーポートと管理ポートがサポートしている機能を下表に示します。

ApresiaNP2500シリーズのユーザーポートと管理ポートのサポート機能
機能 ユーザーポート 管理ポート
RJ-45ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T) RJ-45ポート(100BASE-TX/1000BASE-T/2.5GBASE-T) SFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R) コンソールポート マネージメントポート
デュプレックスモード 全二重 ×
半二重 *1 *2 × × *1
オート設定 ×
フロー制御 × ×
MDI/MDI-X × ×
動作速度 9600bps × × × *3 ×
10Mbps × × ×
100Mbps × ×
1000Mbps × *4
2.5Gbps × × × ×
10Gbps × × × ×
オート設定 ×
オートダウングレード設定 × × × ×

*1:10BASE-T/100BASE-TXにおいて半二重をサポートしています。

*2:100BASE-TXにおいて半二重をサポートしています。

*3:コンソールポートの設定可能な通信速度は、9600bps、19200bps、38400bps、115200bpsです。

*4:固定接続は、サポートしていません。

ユーザーポートの設定

ユーザーポートを介して他の装置や機器と適切に通信するために、以下のポート設定が必要です。

  • デュプレックスモード
  • 動作速度
  • MDI/MDI-X(UTPポートのみ)
  • フロー制御

ユーザーポートのポート設定モードに遷移するには、interface portコマンドを使用します。

ユーザーポートのデュプレックスモードの設定

デュプレックスモードは、ポートの通信モードです。

QSFP+ポートのデュプレックスモードは、全二重固定です。

RJ-45ポート、SFPポート、およびSFP/SFP+ポートのデュプレックスモードには、以下の設定があります。

  • 全二重
  • 半二重(NP3000、NP2100、NP2000、およびNP2500の10BASE-T/100BASE-TXのみ)
  • オート設定

オート設定では、動作速度10GbpsのSFP+を搭載している場合は、全二重に設定されます。動作速度1000MbpsのSFPを搭載している場合は、オートネゴシエーションを使用してデュプレックスモードを自動的に認識させることができます。

デュプレックスモードを変更するには、duplexコマンドを使用します。

補 足

SFP+/SFP28ポート(ApresiaNP3000-24X4Qのポート1/0/25~1/0/28)、およびSFP/SFP+/SFP28ポート(ApresiaNP3000-24T8X4Qのポート1/0/33~1/0/36)は、オートネゴシエーション非対応です。

補 足

オートネゴシエーションの有効/無効や、速度およびデュプレックスモードの設定は、隣接装置でも同じ設定にして使用してください。

補 足

装置でオートネゴシエーションを無効にするには、デュプレックスモードおよび動作速度の両方を固定設定にしてください。デュプレックスモードを固定設定にし、動作速度をオート設定にした場合、動作速度はネゴシエーションを行います。

ユーザーポートの動作速度の設定

ユーザーポートの動作速度を設定します。

QSFP+ポートの動作速度は、40Gbps固定です。

RJ-45ポート、SFPポート、および動作速度1000MbpsのSFPを搭載したSFP/SFP+ポートでは、オートネゴシエーションを使用できます。オートネゴシエーションは、デフォルト設定で有効です。また、動作速度を固定設定にし、デュプレックスモードをオート設定にした場合も、オートネゴシエーションが動作します。オートネゴシエーションを無効にするには、動作速度およびデュプレックスモードの両方を固定設定にします。

動作速度を変更するには、speedコマンドを使用します。

補 足

SFP+/SFP28ポート(ApresiaNP3000-24X4Qのポート1/0/25~1/0/28)、およびSFP/SFP+/SFP28ポート(ApresiaNP3000-24T8X4Qのポート1/0/33~1/0/36)は、オートネゴシエーション非対応です。

補 足

オートネゴシエーションの有効/無効や、速度およびデュプレックスモードの設定は、隣接装置でも同じ設定にして使用してください。

SFPポート(1000BASE-X)の動作速度設定

ApresiaNP7000-24G24X6LのSFPポートの動作速度には、以下の設定があります。

  • 1000Mbps
  • オート設定

デフォルト設定では、SFPポートの動作速度はオート設定です。

オート設定では、オートネゴシエーションを使用して動作速度を自動的に認識させることができます。

SFP/SFP+ポート(1000BASE-X/10GBASE-R)の動作速度設定

SFP/SFP+ポートの動作速度には、以下の設定があります。

  • 1000Mbps
  • 10Gbps
  • オート設定

デフォルト設定では、SFP/SFP+ポートの動作速度はオート設定です。

オート設定では、動作速度10Gbps のSFP+ を搭載している場合は、10Gbps に設定されます。動作速度1000Mbps のSFP を搭載している場合は、オートネゴシエーションを使用して動作速度を自動的に認識させることができます。

補 足

SFP/SFP+ポートに動作速度10Gbps のSFP+を搭載した場合、動作速度を1000Mbpsに設定することは、サポートしていません。

SFP+/SFP28ポート(10GBASE-R/25GBASE-R)の動作速度設定

ApresiaNP3000-24X4QのSFP+/SFP28ポートの動作速度には、以下の設定があります。

  • 10Gbps
  • 25Gbps

デフォルト設定では、SFP+/SFP28ポートの動作速度は10Gbps設定です。

補 足

SFP+/SFP28ポートは、「4ポートのSFP+ポート」または「4ポートのSFP28ポート」としての使い方に限り使用できます。

SFP/SFP+/SFP28ポート(1000BASE-X/10GBASE-R/25GBASE-R)の動作速度設定

ApresiaNP3000-24T8X4QのSFP/SFP+/SFP28ポートの動作速度には、以下の設定があります。

  • 1000Mbps
  • 10Gbps
  • 25Gbps

デフォルト設定では、SFP/SFP+/SFP28ポートの動作速度は10Gbps設定です。

補 足

SFP/SFP+/SFP28ポートは、「4ポートのSFP/SFP+ポート」または「4ポートのSFP28ポート」としての使い方に限り使用できます。

補 足

SFP/SFP+/SFP28ポートはオートネゴシエーション非対応のため、このポートでは1000BASE-Tトランシーバーは使用できません。

RJ-45ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)の動作速度設定

RJ-45ポート(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)の動作速度には、以下の設定があります。

  • 10Mbps
  • 100Mbps
  • 1000Mbps
  • オート設定
  • オートダウングレード設定

デフォルト設定では、RJ-45ポートの動作速度はオート設定です。

10Mbps、100Mbps、1000Mbpsに設定すると、選択した速度で動作します。オートネゴシエーションが有効の場合には、選択した動作速度がオートネゴシエーションにアドバタイズされます。

オート設定では、オートネゴシエーションが使用され、すべての速度(10Mbps、100Mbps、1000Mbps)がアドバタイズされます。オプションでアドバタイズする動作速度を制限することもできます。

オートダウングレード設定では、オート設定と組み合わせることでリンク状態が不安定なときに、自動的にオートネゴシエーションのアドバタイズ速度を低下させます。デフォルト設定では、オートダウングレード設定は無効です。

補 足

1000BASE-Tは、オートネゴシエーションが有効の場合のみ使用できます。

補 足

装置でオートネゴシエーションを無効にするには、デュプレックスモードおよび動作速度の両方を固定設定にしてください。どちらか一方がオート設定の場合は、オートネゴシエーションは有効のままです。

RJ-45ポート(100BASE-TX/1000BASE-T/2.5GBASE-T)の動作速度設定

ApresiaNP2500-8MT4X-PoEおよびApresiaNP2500-16MT4X-PoEのRJ-45ポート(100BASE-TX/1000BASE-T/2.5GBASE-T)の動作速度には、以下の設定があります。

  • 100Mbps
  • 1000Mbps
  • 2.5Gbps
  • オート設定

デフォルト設定では、RJ-45ポートの動作速度はオート設定です。

100Mbps、1000Mbps、2.5Gbpsに設定すると、選択した速度で動作します。オートネゴシエーションが有効の場合には、選択した動作速度がオートネゴシエーションにアドバタイズされます。

オート設定では、オートネゴシエーションが使用され、すべての速度(100Mbps、1000Mbps、2.5Gbps)がアドバタイズされます。オプションでアドバタイズする動作速度を制限することもできます。

補 足

1000BASE-T、2.5GBASE-Tは、オートネゴシエーションが有効の場合のみ使用できます。

補 足

装置でオートネゴシエーションを無効にするには、デュプレックスモードおよび動作速度の両方を固定設定にしてください。どちらか一方がオート設定の場合は、オートネゴシエーションは有効のままです。

補 足

NP2500の100BASE-TX/1000BASE-T/2.5GBASE-Tポートでは、オートダウングレード設定はサポートしていません。

RJ-45ポート(100BASE-TX/1000BASE-T/10GBASE-T)の動作速度設定

ApresiaNP4000-20Xt4XのRJ-45ポート(100BASE-TX/1000BASE-T/10GBASE-T)の動作速度には、以下の設定があります。

  • 100Mbps
  • 1000Mbps
  • 10Gbps
  • オート設定

デフォルト設定では、RJ-45ポートの動作速度はオート設定です。

100Mbps、1000Mbps、10Gbpsに設定すると、選択した速度で動作します。オートネゴシエーションが有効の場合には、選択した動作速度がオートネゴシエーションにアドバタイズされます。

オート設定では、オートネゴシエーションが使用され、すべての速度(100Mbps、1000Mbps、10Gbps)がアドバタイズされます。オプションでアドバタイズする動作速度を制限することもできます。

補 足

1000BASE-T、10GBASE-Tは、オートネゴシエーションが有効の場合のみ使用できます。

補 足

装置でオートネゴシエーションを無効にするには、デュプレックスモードおよび動作速度の両方を固定設定にしてください。どちらか一方がオート設定の場合は、オートネゴシエーションは有効のままです。

補 足

NP4000ではオートダウングレード設定はサポートしていません。

MDI/MDI-Xの設定

MDI/MDI-X設定は、デフォルトではAuto MDI/MDI-Xに設定されています。そのため、ケーブルの種別(ストレートケーブルまたはクロスケーブル)を気にすることなく接続できます。なお、MDI/MDI-Xを固定設定することもできます。

MDI/MDI-X設定を以下に示します。()内は使用するコマンドです。

  • Auto MDI/MDI-Xモード(mdix auto
  • MDI-Xモード(mdix normal
    対象ポートを通常のスイッチングハブのポート(MDI-Xモード)に設定します。対向がMDIモード(パソコンなど)の場合に、ストレートケーブルで接続できます。
  • MDIモード(mdix cross
    対象ポートを通常のスイッチングハブのポートの逆(MDIモード)に設定します。対向がMDI-Xモード(スイッチングハブなど)の場合でも、ストレートケーブルで接続できるようになります。

フロー制御の設定

フロー制御は、受信側の処理が追いつかない場合にデータを取りこぼさないよう、通信量を制御する機能です。フロー制御を有効にすると、装置の受信データの処理が追いつかない場合、送信側にPAUSEフレームを送信します。

また、装置が接続先からPAUSEフレームを受信した場合、パケットの送信を停止します。PAUSEフレームに指定されている時間が経過した後、装置はパケットの送信を再開します。

フロー制御におけるPAUSEフレーム受信時の動作

フロー制御は、デフォルト設定では無効です。フロー制御を有効にするには、flowcontrolコマンドを使用します。

コンソールポートの設定

コンソールポートは、パラメーター設定端末を接続し、装置にログインするためのポートです。コンソールポートはRJ-45ポートです。コンソールケーブル(メス型DB-9コネクターとRJ-45コネクター)で装置とパラメーター設定端末を接続します。

参 照

端末エミュレータの設定については、「第2編 管理運用」の「装置へのログイン」を参照してください。

マネージメントポートの設定

マネージメントポートを介して他の装置や機器と適切に通信するために、以下のポート設定が必要です。

  • 動作速度とデュプレックスモード
  • MDI/MDI-X

マネージメントポートのポート設定モードに遷移するには、interface mgmtコマンドを使用します。

マネージメントポートの動作速度とデュプレックスモードの設定

マネージメントポートの動作速度とデュプレックスモードを設定します。デュプレックスモードは、ポートの通信モードです。マネージメントポートでは、動作速度とデュプレックスモードを組み合わせて設定します。

マネージメントポートの動作速度とデュプレックスモードには、以下の設定があります。

  • 10Mbps/全二重
  • 10Mbps/半二重
  • 100Mbps/全二重
  • 100Mbps/半二重
  • オート設定
    補 足

    NP7000、NP5000、NP4000、NP3000、およびNP2500では、オートネゴシエーションが有効の場合は、1000Mbpsをサポートしています。

特定の動作速度とデュプレックスモードに設定した場合は、オートネゴシエーションは無効で固定設定になります。

オート設定の場合はオートネゴシエーションが有効になり、動作速度とデュプレックスモードを自動認識させることができます。

動作速度とデュプレックスモードのデフォルト設定は、オート設定です。動作速度とデュプレックスモードを変更するには、speed_duplexコマンドを使用します。

補 足

オートネゴシエーションの有効/無効や、速度およびデュプレックスモードの設定は、隣接装置でも同じ設定にして使用してください。

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