レイヤー2基本機能の状態確認
統計情報、インターフェース関連の情報、およびMACアドレステーブル関連の情報を表示して確認する方法を説明します。
ポートの統計情報の表示
show countersコマンドで、ポートの統計情報を確認できます。
show countersコマンドの表示は機種によって異なるため、詳細については、『コマンドリファレンス』を参照してください。
show counters interfaceコマンドで、物理ポートの統計情報を確認できます。
NP2100の1.12.01で、ポート1/0/1を指定した場合の表示例を以下に示します。
# show counters interface port 1/0/1 Port1/0/1 counters rxHCTotalPkts : 86734 ...(1) txHCTotalPkts : 73 ...(2) rxHCUnicastPkts : 158 ...(3) txHCUnicastPkts : 73 ...(4) rxHCMulticastPkts : 39140 ...(5) txHCMulticastPkts : 0 ...(6) rxHCBroadcastPkts : 47436 ...(7) txHCBroadcastPkts : 0 ...(8) rxHCOctets : 14420412 ...(9) txHCOctets : 4992 ...(10) rxHCPkt64Octets : 38554 ...(11) rxHCPkt65to127Octets : 23454 ...(12) rxHCPkt128to255Octets : 7531 ...(13) rxHCPkt256to511Octets : 12541 ...(14) rxHCPkt512to1023Octets : 3228 ...(15) rxHCPkt1024to1518Octets : 1426 ...(16) rxHCPkt1519to1522Octets : 0 ...(17) rxHCPkt1519to2047Octets : 0 ...(18) rxHCPkt2048to4095Octets : 0 ...(19) rxHCPkt4096to9216Octets : 0 ...(20) txHCPkt64Octets : 41 ...(21) txHCPkt65to127Octets : 32 ...(22) txHCPkt128to255Octets : 0 ...(23) txHCPkt256to511Octets : 0 ...(24) txHCPkt512to1023Octets : 0 ...(25) txHCPkt1024to1518Octets : 0 ...(26) txHCPkt1519to1522Octets : 0 ...(27) txHCPkt1519to2047Octets : 0 ...(28) txHCPkt2048to4095Octets : 0 ...(29) txHCPkt4096to9216Octets : 0 ...(30) rxCRCAlignErrors : 0 ...(31) rxUndersizedPkts : 0 ...(32) rxOversizedPkts : 0 ...(33) rxFragmentPkts : 0 ...(34) rxJabbers : 0 ...(35) rxSymbolErrors : 0 ...(36) rxDropPkts : 50256 ...(37) txCollisions : 0 ...(38) ifInErrors : 0 ...(39) ifOutErrors : 0 ...(40) ifInDiscards : 50256 ...(41) ifInUnknownProtos : 0 ...(42) ifOutDiscards : 0 ...(43) txDelayExceededDiscards : 0 ...(44) txCRC : 0 ...(45) txDropPkts : 0 ...(46) txCoS0DropPkts : 0 ...(47) txCoS1DropPkts : 0 ...(48) txCoS2DropPkts : 0 ...(49) txCoS3DropPkts : 0 ...(50) txCoS4DropPkts : 0 ...(51) txCoS5DropPkts : 0 ...(52) txCoS6DropPkts : 0 ...(53) txCoS7DropPkts : 0 ...(54) dot3StatsAlignmentErrors : 0 ...(55) dot3StatsFCSErrors : 0 ...(56) dot3StatsSingleColFrames : 0 ...(57) dot3StatsMultiColFrames : 0 ...(58) dot3StatsSQETestErrors : 0 ...(59) dot3StatsDeferredTransmisions : 0 ...(60) dot3StatsLateCollisions : 0 ...(61) dot3StatsExcessiveCollisions : 0 ...(62) dot3StatsInternalMacTransmitErrors : 0 ...(63) dot3StatsCarrierSenseErrors : 0 ...(64) dot3StatsFrameTooLongs : 0 ...(65) dot3StatsInternalMacReceiveErrors : 0 ...(66) linkChange : 2 ...(67)
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) | 受信パケットカウンターを表示します。 |
(2) | 送信パケットカウンターを表示します。 |
(3) | 受信ユニキャストパケットカウンターを表示します。 |
(4) | 送信ユニキャストパケットカウンターを表示します。 |
(5) | 受信マルチキャストパケットカウンターを表示します。 |
(6) | 送信マルチキャストパケットカウンターを表示します。 |
(7) | 受信ブロードキャストパケットカウンターを表示します。 |
(8) | 送信ブロードキャストパケットカウンターを表示します。 |
(9) | 受信オクテットカウンターを表示します。 |
(10) | 送信オクテットカウンターを表示します。 |
(11) | 受信64オクテットパケットカウンターを表示します。 |
(12) | 受信65~127オクテットパケットカウンターを表示します。 |
(13) | 受信128~255オクテットパケットカウンターを表示します。 |
(14) | 受信256~511オクテットパケットカウンターを表示します。 |
(15) | 受信512~1,023オクテットパケットカウンターを表示します。 |
(16) | 受信1,024~1,518オクテットパケットカウンターを表示します。 |
(17) | 受信1,519~1,522オクテットパケットカウンターを表示します。 |
(18) | 受信1,519~2,047オクテットパケットカウンターを表示します。 |
(19) | 受信2,048~4,095オクテットパケットカウンターを表示します。 |
(20) | 受信4,096~9,216オクテットパケットカウンターを表示します。 |
(21) | 送信64オクテットパケットカウンターを表示します。 |
(22) | 送信65~127オクテットパケットカウンターを表示します。 |
(23) | 送信128~255オクテットパケットカウンターを表示します。 |
(24) | 送信256~511オクテットパケットカウンターを表示します。 |
(25) | 送信512~1,023オクテットパケットカウンターを表示します。 |
(26) | 送信1,024~1,518オクテットパケットカウンターを表示します。 |
(27) | 送信1,519~1,522オクテットパケットカウンターを表示します。 |
(27) | 送信1,519~2,047オクテットパケットカウンターを表示します。 |
(29) | 送信2,048~4,095オクテットパケットカウンターを表示します。 |
(30) | 送信4,096~9,216オクテットパケットカウンターを表示します。 |
(31) | 受信FCSエラーパケットカウンターを表示します。 |
(32) | 受信アンダーサイズパケットカウンターを表示します。 |
(33) | 受信オーバーサイズパケットカウンターを表示します。 |
(34) | 受信フラグメントカウンターを表示します。 |
(35) | 受信ジャバーパケットカウンターを表示します。 |
(36) | 受信コードエラーパケットカウンターを表示します。 |
(37) | 受信パケットドロップカウンターを表示します。 |
(38) | 送信コリジョンカウンターを表示します。 |
(39) | 上位レイヤープロトコルへの配信を妨げるエラーを含む、受信パケット数を表示します。 |
(40) | エラーのために送信できない送信パケット数を表示します。 |
(41) | 上位レイヤープロトコルに配信できないエラーが検知されていない場合に、廃棄が選択された受信パケット数を表示します。 |
(42) | 当該インターフェース経由で受信したプロトコルが不明、またはサポートされていないために廃棄されたパケット数を表示します。 |
(43) | 送信を妨げるエラーが検知されていない場合に、廃棄を指定された送信パケット数を表示します。 |
(44) | 送信マルチ遅延パケットカウンターを表示します。 |
(45) | 送信FCSエラーカウンターを表示します。 |
(46) | 送信パケットドロップカウンターを表示します。 |
(47) |
CoSキュー0の送信パケットドロップカウンターを表示します。 NP2100、NP2000、およびNP2500では、本項目はカウントしません。 |
(48) |
CoSキュー1の送信パケットドロップカウンターを表示します。 NP2100、NP2000、およびNP2500では、本項目はカウントしません。 |
(49) |
CoSキュー2の送信パケットドロップカウンターを表示します。 NP2100、NP2000、およびNP2500では、本項目はカウントしません。 |
(50) |
CoSキュー3の送信パケットドロップカウンターを表示します。 NP2100、NP2000、およびNP2500では、本項目はカウントしません。 |
(51) |
CoSキュー4の送信パケットドロップカウンターを表示します。 NP2100、NP2000、およびNP2500では、本項目はカウントしません。 |
(52) |
CoSキュー5の送信パケットドロップカウンターを表示します。 NP2100、NP2000、およびNP2500では、本項目はカウントしません。 |
(53) |
CoSキュー6の送信パケットドロップカウンターを表示します。 NP2100、NP2000、およびNP2500では、本項目はカウントしません。 |
(54) |
CoSキュー7の送信パケットドロップカウンターを表示します。 NP2100、NP2000、およびNP2500では、本項目はカウントしません。 |
(55) | 特定のインターフェースで受信した、整数倍ではないオクテット長で、かつFCSチェックに合格しないパケットの数を表示します。 |
(56) | 特定のインターフェースで受信した、整数倍のオクテット長で、かつFCSチェックに合格にしないパケットの数を表示します。 |
(57) | 1回のコリジョンで送信が抑止された特定のインターフェースで、正常に送信されたパケット数を表示します。 |
(58) | 2回以上のコリジョンで送信が抑止された特定のインターフェースで、正常に送信されたパケット数を表示します。 |
(59) | 特定のインターフェースに対し、PLSサブレイヤーによってSQE TEST ERRORメッセージが出力された回数を表示します。 |
(60) | メディアがビジー状態のため、特定のインターフェースで初回の送信が遅延したパケット数を表示します。 |
(61) | パケットに割り当てられたスロットタイムが経過した後に、特定のインターフェースでコリジョンが検知された回数を表示します。 |
(62) | 過度なコリジョンが原因で、特定のインターフェースで送信に失敗したパケット数を表示します。 |
(63) | 内部MACサブレイヤーの送信エラーが原因で、特定のインターフェースで送信に失敗したパケット数を表示します。 |
(64) | 特定のインターフェースでパケットを送信しようとしたときに、キャリア検知状態が失われた、またはアサートされていなかった回数を表示します。 |
(65) | 特定のインターフェースで受信した、最大許容フレームサイズを超えるパケット数を表示します。 |
(66) | 内部MACサブレイヤーの受信エラーが原因で、特定のインターフェースで受信に失敗したパケット数を表示します。 |
(67) | ポートのステータスが変化した際にカウントされる数字を表示します。 |
show counters cpu-portコマンドで、CPU宛てのカウンターを確認できます。
表示例を以下に示します。
# show counters cpu-port Unit 1, CPU Port counters (1) (2) (3) CoS cpuRxPkts cpuTxDropPkts --- ----------------------- ----------------------- 0 0 0 1 0 0 2 0 0 3 2658 0 4 0 0 5 0 0 6 0 0 7 0 0
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) | CoSキューを表示します。 |
(2) | CoSごとの受信パケットカウンターを表示します。 |
(3) | CoSごとの送信パケットドロップカウンターを表示します。 |
NP7000の1.08.01以降、NP5000の1.08.01以降、NP4000の1.03.01以降、NP2100の1.09.02以降、NP2000の1.09.01以降では、show counters cpu-portコマンドを以下のように拡張しています。
表示例を以下に示します。
# show counters cpu-port Unit 1, CPU Port counters (1) (2) (3) (4) cpuTxDropPkts CoS cpuRxPkts cpuTxDropPkts Last occurrence --- ----------------------- ----------------------- -------------------- 0 0 0 - 1 0 0 - 2 31412 415509 2021-04-12 13:32:42 3 0 0 - 4 0 0 - 5 0 0 - 6 0 0 - 7 0 0 - Unit 1, CPU Port counters rate (pps) (5) (6) (7) (1) cpuRxPkts Maximum Maximum rate CoS rate(pps) rate last occurrence --- ----------- ---------- -------------------- 0 0 - - 1 0 - - 2 5 580 2021-04-12 13:28:10 3 0 - - 4 0 - - 5 0 - - 6 0 - - 7 0 - - (8) (9) (10) (11) (1) cpuTxDropPkts Maximum Maximum drop rate Number of CoS rate(pps) drop rate last occurrence occurrences --- -------------- -------------- -------------------- ------------ 0 0 - - - 1 0 - - - 2 0 82473 2021-04-12 13:32:37 21 3 0 - - - 4 0 - - - 5 0 - - - 6 0 - - - 7 0 - - -
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) | CoSキューを表示します。 |
(2) | CoSごとの受信パケットカウンターを表示します。 |
(3) | CoSごとの送信パケットドロップカウンターを表示します。 |
(4) | CoSごとの送信パケットドロップが最後に発生した時刻を表示します。 |
(5) | CoSごとの現在の受信パケットレート(pps)を表示します。 |
(6) | CoSごとの受信パケットレートが最大を示したときの値(pps)を表示します。 |
(7) | CoSごとの受信パケットレートが最大を示したときの時刻を表示します。 |
(8) | CoSごとの現在の送信パケットドロップレート(pps)を表示します。 |
(9) | CoSごとの送信パケットドロップレートが最大を示したときの値(pps)を表示します。 |
(10) | CoSごとの送信パケットドロップレートが最大を示したときの時刻を表示します。 |
(11) | CoSごとの送信パケットドロップが1pps以上を示した回数を表示します。 |
show counters cpu-port detailコマンドで、受信ポートごとのCPU宛てのカウンターを確認できます。
受信ポートごとのCPU宛てのカウンターは、NP7000の1.07.01以降、NP5000の1.07.01以降、NP4000の1.03.01以降、NP2100の1.10.01以降、NP2500の1.10.01以降でサポートしています。
表示例を以下に示します。
# show counters cpu-port detail cpuRxPkts: (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) (8) CoS0 CoS1 CoS2 CoS3 CoS4 CoS5 CoS6 CoS7 ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- port 1/0/1 0 0 0 0 0 0 0 0 port 1/0/2 0 0 0 0 0 0 0 0 port 1/0/3 0 0 0 0 0 0 0 0 port 1/0/4 0 0 0 0 0 0 0 0 port 1/0/5 0 0 0 0 0 0 0 0 port 1/0/6 0 0 0 0 0 0 0 0 port 1/0/7 0 0 0 0 0 0 0 0 port 1/0/8 0 0 0 0 0 0 0 0 port 1/0/9 0 0 0 0 0 0 0 0 port 1/0/10 0 0 0 0 0 0 0 0 port 1/0/11 0 0 0 0 0 0 0 0 port 1/0/12 0 0 0 0 0 0 0 0 port 1/0/13 0 0 0 0 0 0 0 0 port 1/0/14 0 0 0 0 0 0 0 0 port 1/0/15 0 0 0 0 0 0 0 0 port 1/0/16 0 0 0 0 0 0 0 0 port 1/0/17 0 0 0 0 0 0 0 0 port 1/0/18 0 0 0 0 0 0 0 0 port 1/0/19 0 0 0 0 0 0 0 0 port 1/0/20 0 0 0 0 0 0 0 0 CTRL+C ESC q Quit SPACE n Next Page ENTER Next Entry a All
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) | CoSキュー0の受信パケットカウンターを表示します。 |
(2) | CoSキュー1の受信パケットカウンターを表示します。 |
(3) | CoSキュー2の受信パケットカウンターを表示します。 |
(4) | CoSキュー3の受信パケットカウンターを表示します。 |
(5) | CoSキュー4の受信パケットカウンターを表示します。 |
(6) | CoSキュー5の受信パケットカウンターを表示します。 |
(7) | CoSキュー6の受信パケットカウンターを表示します。 |
(8) | CoSキュー7の受信パケットカウンターを表示します。 |
インターフェースの情報の表示
show interfacesコマンドでインターフェースの情報を確認できます。
show interfacesコマンドの表示は機種によって異なるため、詳細については、『コマンドリファレンス』を参照してください。
NP2100の1.12.01で、ポート1/0/1を指定した場合の表示例を以下に示します。
# show interfaces port 1/0/1 (1) (2) Port1/0/1 is enabled, link status is up Interface type: 1000BASE-T ...(3) Interface description: ...(4) MAC Address: FC-6D-D1-00-4C-9D ...(5) Auto-duplex, auto-speed, auto-mdix ...(6) Send flow-control: off, receive flow-control: off ...(7) Send flow-control oper: off, receive flow-control oper: off ...(7) Full-duplex, 1Gb/s ...(9) Maximum transmit unit: 1536 bytes ...(10) RX rate: 2344 bits/sec, TX rate: 0 bits/sec ...(11) RX bytes: 916, TX bytes: 0 ...(12) RX rate: 3 packets/sec, TX rate: 0 packets/sec ...(13) RX packets: 10, TX packets: 0 ...(14) RX multicast: 6, RX broadcast: 4 ...(15) RX CRC error: 0, RX undersize: 0 ...(16) RX oversize: 0, RX fragment: 0 ...(17) RX jabber: 0, RX dropped Pkts: 3 ...(18) RX MTU exceeded: 0 ...(19) TX CRC error: 0, TX excessive deferral: 0 ...(20) TX single collision: 0, TX excessive collision: 0 ...(21) TX late collision: 0, TX collision: 0 ...(22)
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) |
ポートの有効/無効を表示します。 enabled:有効(no shutdown) disabled:無効(shutdown) |
(2) |
ポートのリンク状態を表示します。
|
(3) | インターフェースの種類を表示します。 |
(4) | ポートの説明を表示します。 |
(5) | ポートのMACアドレスを表示します。 |
(6) | デュプレックスモード、速度、およびMDIX設定を表示します。 |
(7) |
送信時および受信時のフロー制御設定を表示します。 off:フロー制御機能は無効設定(flowcontrol off) on:フロー制御機能は有効設定(flowcontrol on) |
(8) |
送信時および受信時のフロー制御の実動作を表示します。 off:フロー制御機能は無効状態 on:フロー制御機能は有効状態 |
(9) | ポートのリンク状態、デュプレックスモード、および速度を表示します。 |
(10) | 許容する最大イーサネットフレームサイズを表示します。 |
(11) | 1秒あたりの受信ビット数、および1秒あたりの送信ビット数を表示します。 |
(12) | 受信バイト数、および送信バイト数を表示します。 |
(13) | 1秒あたりの受信パケット数、および1秒あたりの送信パケット数を表示します。 |
(14) | 受信パケット数、および送信パケット数を表示します。 |
(15) | 受信マルチキャストパケット数、および受信ブロードキャストパケット数を表示します。 |
(16) | 受信FCSエラー、および受信アンダーサイズパケットエラーのパケット数を表示します。 |
(17) | 受信オーバーサイズパケットエラー、および受信フラグメントエラーのパケット数を表示します。 |
(18) | 受信ジャバーパケットカウンター、および受信パケットドロップカウンターを表示します。 |
(19) | 受信ポートの最大イーサネットフレームサイズによって破棄されたパケット数を表示します。 |
(20) | 送信FCSエラー、および送信過剰遅延のパケット数を表示します。 |
(21) | 1回のコリジョンだけで送信が成功した回数、および過度のコリジョン(16回)によって転送が失敗した回数を表示します。 |
(22) | 遅延コリジョンの発生回数、および送信コリジョンの発生回数を表示します。 |
インターフェースのカウンターの表示
show interfaces countersコマンドでインターフェースのカウンターを確認できます。
ポート1/0/1からポート1/0/2を指定した場合の表示例を以下に示します。
# show interfaces port 1/0/1-2 counters (1) (2) (4) Port InOctets / InMcastPkts / InUcastPkts ...(3) InBcastPkts ...(5) ------------- ---------------------- ---------------------- Port1/0/1 110664 413 0 402 Port1/0/2 0 0 0 0 (6) (8) Port OutOctets / OutMcastPkts / OutUcastPkts ...(7) OutBcastPkts ...(9) ------------- ---------------------- ---------------------- Port1/0/1 0 0 0 0 Port1/0/2 0 0 0 0 Total Entries: 2
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) | ポート番号を表示します。 |
(2) | 受信バイトカウンターを表示します。 |
(3) | 受信ユニキャストパケットカウンターを表示します。 |
(4) | 受信マルチキャストパケットカウンターを表示します。 |
(5) | 受信ブロードキャストパケットカウンターを表示します。 |
(6) | 送信オクテットカウンターを表示します。 |
(7) | 送信ユニキャストパケットカウンターを表示します。 |
(8) | 送信マルチキャストパケットカウンターを表示します。 |
(9) | 送信ブロードキャストパケットカウンターを表示します。 |
インターフェースのエラーカウンターの表示
show interfaces counters errorsコマンドでインターフェースのエラーカウンターを確認できます。
ポート1/0/1からポート1/0/2を指定した場合の表示例を以下に示します。
# show interfaces port 1/0/1-2 counters errors (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) Port Align-Err Fcs-Err Rcv-Err Undersize Xmit-Err OutDiscard ------------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- Port1/0/1 0 0 0 0 0 0 Port1/0/2 0 0 0 0 0 0 (8) (9) (10) (11) (12) (13) Port Single-Col Multi-Col Late-Col Excess-Col Carri-Sen Runts ------------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- Port1/0/1 0 0 0 0 0 0 Port1/0/2 0 0 0 0 0 0 (14) (15) (16) (17) (18) (19) Port Giants Symbol-Err SQETest-Err DeferredTx IntMacTx IntMacRx ------------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- ---------- Port1/0/1 0 0 0 0 0 0 Port1/0/2 0 0 0 0 0 0 Total Entries: 2
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) | ポート番号を表示します。 |
(2) | 特定のインターフェースで受信した、整数倍ではないオクテット長で、かつFCSチェックに合格しないパケットの数を表示します。 |
(3) | 受信FCSエラーパケットカウンターを表示します。 |
(4) | 上位レイヤープロトコルへの配信を妨げるエラーを含む受信パケット数を表示します。 |
(5) | 受信アンダーサイズパケットカウンターを表示します。 |
(6) | エラーのために送信できない送信パケット数を表示します。 |
(7) | 送信を妨げるエラーが検知されていない場合に、廃棄を指定された送信パケット数を表示します。 |
(8) | 1回のコリジョンで送信が抑止された特定のインターフェースで、正常に送信されたパケット数を表示します。 |
(9) | 2回以上のコリジョンで送信が抑止された特定のインターフェースで、正常に送信されたパケット数を表示します。 |
(10) | パケットに割り当てられたスロットタイムが経過した後に、特定のインターフェースでコリジョンが検知された回数を表示します。 |
(11) | 過度なコリジョンが原因で、特定のインターフェースで送信に失敗したパケット数を表示します。 |
(12) | 特定のインターフェースでパケットを送信しようとしたときに、キャリア検知状態が失われた、またはアサートされていなかった回数を表示します。 |
(13) | 受信フラグメントカウンターと受信アンダーサイズパケットカウンターの合計を表示します。 |
(14) | 受信オーバーサイズパケットカウンターと受信ジャンボフレームカウンターの合計を表示します。 |
(15) | 受信コードエラーパケットカウンターを表示します。 |
(16) | 特定のインターフェースに対し、PLSサブレイヤーによってSQE TEST ERRORメッセージが出力された回数を表示します。 |
(17) | メディアがビジー状態のため、特定のインターフェースで初回の送信が遅延したパケット数を表示します。 |
(18) | 内部MACサブレイヤーの送信エラーが原因で、特定のインターフェースで送信に失敗したパケット数を表示します。 |
(19) | 内部MACサブレイヤーの受信エラーが原因で、特定のインターフェースで受信に失敗したパケット数を表示します。 |
マネージメントポートのエラーカウンターの表示
show interfaces mgmt counters errorsコマンドでマネージメントポートのエラーカウンターを確認できます。
表示例を以下に示します。
# show interfaces mgmt 0 counters errors rxFCSErrorPkts : 0...(1) rxAlignmentErrorPkts : 0...(2) rxCodeErrorPkts : 0...(3) rxUndersizedPkts : 0...(4) rxOversizedPkts : 0...(5) rxFragmentPkts : 0...(6) rxJabbers : 0...(7) rxDropPkts : 0...(8) txExcessiveDeferralPkts : 0...(9) txFCSErrorPkts : 0...(10) txLateCollisionPkts : 0...(11) txExcessiveCollisionPkts : 0...(12) txDropPkts : 0...(13)
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) | 受信FCSエラーパケットカウンターを表示します。 |
(2) | マネージメントポートで受信した、整数倍ではないオクテット長で、かつFCSチェックに合格しないパケットの数を表示します。 |
(3) | 受信コードエラーパケットカウンターを表示します。 |
(4) | 受信アンダーサイズパケットカウンターを表示します。 |
(5) | 受信オーバーサイズパケットカウンターを表示します。 |
(6) | 受信フラグメントカウンターを表示します。 |
(7) | 受信ジャバーパケットカウンターを表示します。 |
(8) | 受信パケットドロップカウンターを表示します。 |
(9) | 送信過剰遅延のパケットカウンターを表示します。 |
(10) | 送信FCSエラーパケットカウンターを表示します。 |
(11) | 遅延コリジョンの発生回数を表示します。 |
(12) | 過度のコリジョン(16回)によって転送が失敗した回数を表示します。 |
(13) | 送信パケットドロップカウンターを表示します。 |
ポートの接続状態の表示
show interfaces statusコマンドでポートの接続状態を確認できます。
ポート1/0/1からポート1/0/8を指定した場合の表示例を以下に示します。
# show interfaces port 1/0/1-8 status (1) (2) (3) (4) (5) (6) Port Status VLAN Duplex Speed Type ------------- ------------- ------------ ------- -------------- ------------- Port1/0/1 connected 1 a-full a-1000 10GBASE-R Port1/0/2 not-connected 1 auto auto 10GBASE-R Port1/0/3 not-connected 1 auto auto 10GBASE-R Port1/0/4 not-connected 1 auto auto 10GBASE-R Port1/0/5 not-connected 1 auto auto 10GBASE-R Port1/0/6 not-connected 1 auto auto 10GBASE-R Port1/0/7 not-connected 1 auto auto 10GBASE-R Port1/0/8 not-connected 1 auto auto 10GBASE-R Total Entries: 8
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) | ポート番号を表示します。 |
(2) |
ポートの状態を表示します。
|
(3) |
アクセスVLANまたはネイティブVLANのVLAN IDを表示します。 対象ポートがポートチャネルのメンバーポートの場合はtrunkと表示されます。 対象ポートがプライベートVLANプロミスキャスポートの場合はプライマリーVLANの、プライベートVLANホストポートの場合はセカンダリーVLANのVLAN IDを表示します。 |
(4) | デュプレックスモードを表示します。 |
(5) | 速度を表示します。 |
(6) | ポートのインターフェース種別を表示します。 |
ポートの使用率の表示
show interfaces utilizationコマンドでポートの使用率を確認できます。
ポート1/0/1からポート1/0/2を指定した場合の表示例を以下に示します。
# show interfaces port 1/0/1-2 utilization (1) (2) (3) (4) Port TX packets/sec / TX bits/sec / Utilization RX packets/sec RX bits/sec ------------- ----------------- ----------------- ----------- Port1/0/1 6165 39048256 7 15413 97284024 Port1/0/2 0 0 0 0 0 Total Entries: 2
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) | ポート番号を表示します。 |
(2) | 1秒あたりの送信パケット数[上段]/受信パケット数[下段]を表示します。 |
(3) | 1秒あたりの送信ビット数[上段]/受信ビット数[下段]を表示します。 |
(4) | 送受信あわせたポートの使用率(%)を表示します。 |
トランシーバーの情報の表示
show interfaces gbicコマンドでトランシーバーの情報を確認できます。
ポート1/0/1を指定した場合の表示例を以下に示します。
# show interfaces port 1/0/1 gbic Port1/0/1 ...(1) Type: H-T-SFP/R-A ...(2) Vendor PN: FCLF8521P2BTL ...(3) Vendor SN: PDR20VB ...(4)
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) | ポート番号を表示します。 |
(2) | 挿入されているトランシーバーの種類を表示します。 |
(3) | 型式番号を表示します。 |
(4) | シリアル番号を表示します。 |
インターフェースの説明とリンク状態の表示
show interfaces descriptionコマンドでインターフェースの説明とリンク状態を確認できます。
表示例を以下に示します。
# show interfaces description (1) (2) (3) (4) Interface Status Administrative Description --------------------- -------- -------------- ------------------------------ Port1/0/1 up enabled TEST Port1/0/1 Port1/0/2 up enabled 3FN-04[1/0/3] to Conference ro om(ARENA-2F-003) Port1/0/3 down enabled Port1/0/4 down disabled ~~省略~~ Port1/0/61 down enabled Port1/0/65 down enabled Port1/0/69 down enabled Mgmt 0 up enabled L2VLAN 1 up enabled Interface vlan1 up enabled TEST VLAN 1 Interface Total Entries: 57
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) | ポート番号などのインターフェースIDを表示します。 |
(2) |
リンク状態を表示します。 up:アップ状態 down:ダウン状態 errDis:LLDP疑似リンクダウン状態(物理ポートの場合のみ) |
(3) |
インターフェースの有効/無効設定を表示します。ポートチャネル、レイヤー2 VLANインターフェース、NULLインターフェースは、常にenabled表示です。 enabled:有効(no shutdown) disabled:無効(shutdown) |
(4) | インターフェースの説明を表示します。descriptionコマンドで設定した文字列(最大64文字)が30文字を超える場合、31文字目と61文字目の前で改行されます。 |
オートネゴシエーション情報の表示
show interfaces auto-negotiationコマンドでポートのオートネゴシエーション情報を確認できます。
NP2500の1.11.01で、ポート1/0/1を指定した場合の表示例を以下に示します。
# show interfaces port 1/0/1 auto-negotiation Port1/0/1 ...(1) Auto Negotiation: Enabled ...(2) Speed auto downgrade: Disabled ...(3) Remote Signaling: Not detected ...(4) Configure Status: Complete ...(5) Capability Bits: 100M_Half, 100M_Full, 1000M_Full, 2500M_Full ...(6) Capability Advertised Bits: 100M_Half, 100M_Full, 1000M_Full, 2500M_Full ...(7) Capability Received Bits: 100M_Half, 100M_Full, 1000M_Full ...(8) RemoteFaultAdvertised: Disabled ...(9) RemoteFaultReceived: NoError ...(10)
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) | ポート番号を表示します。 |
(2) | オートネゴシエーションの有効(Enabled)/無効(Disabled)を表示します。 |
(3) | speed auto-downgrade設定の有効(Enabled)/無効(Disabled)を表示します。 |
(4) | リモートシグナルの状況を表示します。 |
(5) | オートネゴシエーションの状況を表示します。 |
(6) | 使用可能な通信速度とデュプレックスモードを表示します。 |
(7) | 対向装置に通知する通信速度とデュプレックスモードを表示します。 |
(8) | 対向装置から通知された通信速度とデュプレックスモードを表示します。 |
(9) | 本項目の表示は未サポートです。 |
(10) | 本項目の表示は未サポートです。 |
MACアドレステーブルの表示
show mac-address-tableコマンドでMACアドレステーブルを確認できます。また、addressパラメーターでMACアドレスを指定すると、特定のMACアドレスの情報を確認できます。
MACアドレス00-00-5E-00-53-F2を指定した場合の表示例を以下に示します。
# show mac-address-table address 00-00-5E-00-53-F2 (1) (2) (3) (4) VLAN MAC Address Type Ports ---- ----------------- ---------- ------------------------- 10 00-00-5E-00-53-F2 Dynamic Port1/0/11 Total Entries: 1
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) | VLAN IDを表示します。 |
(2) | MACアドレスを表示します。 |
(3) |
エントリーのタイプを表示します。 Static:スタティックエントリー dynamic:ダイナミックエントリー |
(4) | ポート番号を表示します。 |
MACアドレステーブルのスタティックエントリーの表示
show mac-address-table staticコマンドでMACアドレステーブルのスタティックエントリーを確認できます。
表示例を以下に示します。
# show mac-address-table static (1) (2) (3) (4) VLAN MAC Address Type Ports ---- ----------------- ---------- ------------------------- 1 00-40-66-B4-96-B5 Static CPU 4 00-00-5E-00-53-11 Static Port1/0/1 4 00-00-5E-00-53-22 Static port-channel2 Total Entries: 3
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) | VLAN IDを表示します。 |
(2) | MACアドレスを表示します。 |
(3) |
エントリーのタイプを表示します。 Static:スタティックエントリー dynamic:ダイナミックエントリー |
(4) | ポート番号を表示します。 |
特定VLANのMACアドレステーブルの表示
show mac-address-tableコマンドのvlanパラメーターでVLAN IDを指定し、特定VLANのMACアドレステーブルを確認できます。
VLAN 10を指定した場合の表示例を以下に示します。
# show mac-address-table vlan 10 (1) (2) (3) (4) VLAN MAC Address Type Ports ---- ----------------- ---------- ------------------------- 10 00-00-5E-00-53-F1 Dynamic Port1/0/4 10 00-00-5E-00-53-F2 Dynamic Port1/0/11 10 00-40-66-A8-CC-41 Dynamic Port1/0/12 Total Entries: 3
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) | VLAN IDを表示します。 |
(2) | MACアドレスを表示します。 |
(3) |
エントリーのタイプを表示します。 Static:スタティックエントリー dynamic:ダイナミックエントリー |
(4) | ポート番号を表示します。 |
MACアドレステーブルのエージングタイムの設定値の表示
show mac-address-table aging-timeコマンドでMACアドレステーブルのエージングタイムの設定値を確認できます。
表示例を以下に示します。
# show mac-address-table aging-time
Aging Time is 300 seconds....(1)
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) | MACアドレステーブルのエージングタイムの設定値を表示します。 |
MACアドレス学習の有効/無効の表示
show mac-address-table learningコマンドでMACアドレス学習の有効/無効を確認できます。
ポート1/0/1からポート1/0/6を指定した場合の表示例を以下に示します。
# show mac-address-table learning interface port 1/0/1-6 (1) (2) Port State ------------------------ -------- Port1/0/1 Enabled Port1/0/2 Enabled Port1/0/3 Enabled Port1/0/4 Enabled Port1/0/5 Enabled Port1/0/6 Enabled
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) | ポート番号を表示します。 |
(2) | MACアドレス学習の有効(Enabled)/無効(Disabled)を表示します。 |