トラフィックセグメンテーション(中継パス制限)の機能説明
トラフィックセグメンテーションは、1つのインターフェースから、他のインターフェースのグループへのトラフィックの流れを制限する機能です。転送が許可されているインターフェースのことを、インターフェースの転送ドメインと呼びます。
転送ドメインを設定するには、traffic-segmentation forwardコマンドを使用します。
トラフィックセグメンテーションの概要
注 意
レイヤー3中継するトラフィックは、トラフィックセグメンテーション(中継パス制限)による転送先インターフェース制限の対象外で、トラフィックセグメンテーション(中継パス制限)の設定にかかわらずレイヤー3中継されます。
補 足
転送を許可する宛先インターフェースとしてポートチャネルを指定する場合は、そのポートチャネルのすべてのメンバーポートを指定してください。
転送が許可されるインターフェース
インターフェースの転送ドメインの設定の有無により、転送が許可されるインターフェースが異なります。
インターフェースの転送ドメイン | 概要 |
---|---|
設定なし | すべてのインターフェースへの転送が許可されます。 |
設定あり |
転送ドメインとして登録したインターフェースへの転送のみが許可されます。 それ以外のインターフェースへの転送は制限されます。 |