第2編
管理運用

ブザーおよびアラームLEDによる障害通知の構成例と設定例

以下の設定内容で、ブザーおよびアラームLEDによる障害通知の構成例と設定例を示します。

  • ポート1/0/1からポート1/0/3で、ループ検知機能によるブザーでの通知を有効にする
  • ポート1/0/5からポート1/0/10で、ストームコントロール機能によるブザーとアラームLEDでの通知を有効にする
  • ブザーの動作時間は30秒に、アラームLEDの動作時間は60秒に設定する
参 照

ループ検知機能、およびストームコントロール機能の設定は、「第4編 レイヤー2」のそれぞれの章を参照してください。

ブザーおよびアラームLEDによる障害通知の構成例

  • ブザーのグローバル設定を有効にします。
    sw1# configure terminal
    sw1(config)# alarm buzzer global enable
    sw1(config)#
  • ブザーの動作時間を30秒に設定します。
    sw1(config)# alarm buzzer duration 30
    sw1(config)#
  • ポート1/0/1からポート1/0/3で、ループ検知機能によるブザーでの通知を有効にします。
    sw1(config)# interface range port 1/0/1-3
    sw1(config-if-port-range)# alarm buzzer state enable cause loop-detection
    sw1(config-if-port-range)# exit
    sw1(config)#
  • アラームLEDのグローバル設定を有効にします。
    sw1(config)# alarm warn-led global enable
    sw1(config)#
  • アラームLEDの動作時間を60秒に設定します。
    sw1(config)# alarm warn-led duration 60
    sw1(config)#
  • ポート1/0/5からポート1/0/10で、ストームコントロール機能によるブザーとアラームLEDでの通知を有効にします。
    sw1(config)# interface range port 1/0/5-10
    sw1(config-if-port-range)# alarm buzzer state enable cause storm-control
    sw1(config-if-port-range)# alarm warn-led state enable cause storm-control
    sw1(config-if-port-range)# end
    sw1#

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