第2編
管理運用

showコマンドの共通操作

装置の状態および設定を確認するために各種showコマンドを使用できます。

表示結果のフィルタリング

showコマンドの表示結果の表示範囲を制限できます。show running-configコマンドの表示結果をフィルタリングする場合を例に、動作を説明します。

補 足

その他のshowコマンドの表示結果をフィルタリングする場合は、「show running-config」を「show environment」にするなど、適宜読み替えてください。

補 足

任意の条件でフィルタリングする場合は、「begin」、「include」、「exclude」以降の文字列を置き換えてください。

表示結果のフィルタリング
コマンド説明
show running-config | begin interface port 1/0/46 show running-configコマンドの表示結果のうち、「interface port 1/0/46」と一致する最初の行から、表示結果の最後の行までをすべて表示します。
show running-config | include ssh user show running-configコマンドの表示結果のうち、「ssh user」を含む行をすべて表示します。
show running-config | exclude interface show running-configコマンドの表示結果のうち、「interface」を含まない行をすべて表示します。
表示結果の確認操作

コマンド実行時に表示結果が1画面に収まらない場合、表示は一時停止され、以下の行が表示されます。

  CTRL+C ESC q Quit SPACE n Next Page ENTER Next Entry a All

この状態では、以下の操作で表示結果をスクロールできます。

表示結果の確認操作
操作説明
Ctrl+Cキー、Escキー、またはQキー showコマンドの実行を終了します。
スペースキーまたはNキー 次のページを表示します。
Enterキー 次の行を表示します。
Aキー すべての情報を表示します。
注 意

スペースキーまたはNキーを押し続けると、Telnetが切断されることがあります。

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