第2編
管理運用

カットスルーの機能説明

カットスルーは、パケット転送方式の1つです。デフォルトのパケット転送方式は、ストアアンドフォワードです。

ストアアンドフォワードと、カットスルーの違いは以下のとおりです。

ストアアンドフォワード

パケット全体を受信後、エラーがないことが確認できたらパケットを転送します。

通信品質は良いが、カットスルーと比べて低速です。

カットスルー

パケット全体を受信し終わる前に中継処理を開始します。ストアアンドフォワードより遅延が少なくなります。

注 意

NP5000、NP4000、NP3000、NP2100、NP2000、およびNP2500では、カットスルーは使用できません。

カットスルーの有効化

パケット転送方式をカットスルー方式に設定します。カットスルー方式に設定するには、packet-forwarding cut-throughコマンドを使用します。

参 照

他機能との併用に制限があります。詳細については、『コマンドリファレンス』を参照してください。

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