カットスルーの機能説明
カットスルーは、パケット転送方式の1つです。デフォルトのパケット転送方式は、ストアアンドフォワードです。
ストアアンドフォワードと、カットスルーの違いは以下のとおりです。
- ストアアンドフォワード
パケット全体を受信後、エラーがないことが確認できたらパケットを転送します。
通信品質は良いが、カットスルーと比べて低速です。
- カットスルー
パケット全体を受信し終わる前に中継処理を開始します。ストアアンドフォワードより遅延が少なくなります。
注 意
NP5000、NP4000、NP3000、NP2100、NP2000、およびNP2500では、カットスルーは使用できません。
カットスルーの有効化
パケット転送方式をカットスルー方式に設定します。カットスルー方式に設定するには、packet-forwarding cut-throughコマンドを使用します。
参 照
他機能との併用に制限があります。詳細については、『コマンドリファレンス』を参照してください。