システムファイルの仕様と動作
システムファイルの仕様と運用時の動作について説明します。
外部ストレージのマッピングルール
ファイルシステムは、複数のドライブに対応しています。
装置の外部ストレージは1つのドライブに割り当てられ、ドライブごとにドライブ文字が割り当てられます。ローカルフラッシュには「c:」が割り当てられ、外部ストレージには「d:」以降のドライブ文字が割り当てられます。
予約ファイル
システムモジュールが使用するファイルは参照できません。予約ファイルが占有する領域はdirコマンドで確認できます。
ディレクトリー名およびファイル名のルール
ディレクトリー名およびファイル名には、以下の制限があります。ディレクトリー名およびファイル名を変更するには、renameコマンドを使用します。
- 大文字と小文字
ファイル名では大文字と小文字が区別されます。
- 使用不可文字
以下の文字は使用できません。
/ \ : * ? " < > | スペース
- 予約済みファイル名
以下の名前はシステムで予約済みです。これらの名前をディレクトリー名およびファイル名として使用することはできません。
予約済みファイル名 名前 用途 . 現在のディレクトリーを表すファイル名 .. 上位レベルのディレクトリーを表す ルートディレクトリー配下の「system」 システムで予約済み - 文字数
ディレクトリー名およびファイル名の最小文字数は1文字、最大文字数は32文字です。
- その他のルール
同じディレクトリー内の異なるディレクトリーまたはファイルに、同じ名前を付けられません。
ファイル属性
ファイルの以下の属性を確認できます。
- 作成日時
ファイルが作成された日時です。