自動化ツール(Verity)
コマンドフリーでネットワーク設計を自動化
「Verity」は、BE Networks社が提供するIBN (Intent-based Networking)型のネットワークオーケストレーション&管理ツールです。
ネットワーク設計から設定投入、死活監視まですべてGUI上で完結可能です。ネットワーク設計が自動的に適切な設定コマンドに翻訳され、スイッチに一括投入されるため、データセンターの稼働開始は日単位から分単位に大幅短縮できます。
導入メリット
「Verity」を導入することで、以下のようなメリットが得られると考えられます。
- SONiCの複雑な設定コマンド知識が不要に
- ネットワークトラフィックが可視化され、障害状態も一目で判断
- 日にちを要するネットワーク構築も、分単位での構成・稼働が可能に
- 手作業による人為的な設定ミスを防ぐ
- 継続的な自動コンフィグ適用により、運用コストを低減します
- 設定変更前状態が自動保存されるので、的確で俊敏なロールバックが可能
- 洗練されたネットワーク設定が自動投入されて安定稼働
- マルチベンダー対応でコストや用途に合わせて組み合わせ可能(Edgecore SONiC、Broadcom SONiC他)
- エージェントレスで、運用負荷を低減
- リアルタイムで異常を監視し、アラートでお知らせ
- トラブル発生から解決までの時間を短縮
ワークフロー
01
Verityをインストール
- サーバーにVM(仮想マシン)をインストール
02
構成機器の情報を投入
- CSVで機器情報をインポート
- – ラック配置
- – Pod配置
- – IPアドレス割り振り
03
機器パワーオン
- 物理的に配線を行い、機器の電源をオン
04
ZTP(ゼロタッチプロビジョニング)処理の完了を待つ
- GUIにてスイッチのZTP進捗を確認
05
ZTP処理完了後、継続運用・管理が開始
- 以下の機能が稼働
- – 異常時アラート表示
- – 機器追加/削除
- – 一括設定変更、アップデート
- – 死活監視・トラフィック監視
直感的な操作が可能な管理画面
一画面内でズームイン・ズームアウトすることで、必要な情報にアクセス可能。
- 「リンクアップ」「対向機器情報」が監視できます。
- インターフェースレベルでトラフィック量を監視できます。
BE Networks社について
データセンター、クラウド、エンタープライズ、キャンパス向けに高度に知的な自動化されたソフトウェア定義ネットワークオーケストレーション技術を開発したソフトウェア会社です。
高度な技術、機械学習(ML)および人工知能(AI)を活用して、同社のオーケストレーションプラットフォームはネットワーク設計と管理を超自動化し、迅速かつ安全な実行を可能にします。
これにより、複雑なネットワークや専用ハードウェアに伴う課題を解決し、CAPEXおよびOPEXの削減、現在および将来の技術のサポートを含むビジネス価値を提供します。BEのソリューションは、ブルーチップパートナー、確立されたパートナーを通じて、成長著しい高価値の顧客セグメントに展開されています。