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μ秒オーダーで帯域計測可能なバーストトラフィック監視

μ秒オーダーで帯域計測可能なバーストトラフィック監視

金融取引、ECサイトなど、瞬間的にデータ通信量が増大する可能性をはらむビジネスにおいて、バーストトラフィックを監視し、<瞬間ピーク>をとらえること、ネットワーク通信を安定稼働させること、機会損失を回避することは、インフラ運営上の大きな課題となっています。

しかしながら、バーストトラフィックの解析は一筋縄ではいきません。

  • 従来の監視手法であるSNMPでは取得データの粒度が粗い
  • Syslogを確認しようにもログが膨大で、監視項目も多い

また、トラフィック解析専門ツールでは収集データが大量となるため、分析を行うには多大な工数とノウハウが必要という悩みも・・・

そんな市場のニーズに応えるべく、当社では、アイビーシー株式会社のシステム情報管理ソフトウェア「System Answer G3」と当社スイッチの「バーストレコーダ―」機能を、API連携させることで、<瞬間ピーク>をとらえるソリューション提供に貢献、システム運用者の方々の負荷を少しでも軽減できるよう取り組んでおります。

IBC システム情報管理ソフトウェア 「System Answer G3」 X APRESIA Systems 高度パケット監視制御機能
「バーストレコーダー」
図1:「System Answer G3」と「バーストレコーダー」の連携イメージ

図1:「System Answer G3」と「バーストレコーダー」の連携イメージ

具体的には、当社スイッチ*上の「バーストレコーダー」の膨大なヒストグラム(度数分布図)情報を、運用者様にとって必要な量に合算、形式変換し、自動設定でオンプレミスサーバー上の「System Answer G3」より、テレメトリー(遠隔情報収集)形式で取り込んでいただけます。

データを受けた「System Answer G3」では、管理画面上でネットワーク機器の性能情報とともにバーストトラフィックの情報を総合的に一元管理が可能となります。

*「バーストレコーダー」が搭載できる当社スイッチは、特別仕様品となります。詳しくは、本ページ下段より、お問い合わせください。

また、このたび両社は連携を継続することで、新たに以下機能を実現しております。

1.トラフィック解析によるバーストトラフィックの詳細な調査

「バーストレコーダー」でオプション設定された帯域閾値判定を超過した後の流入トラフィックに対して、同機能の後段に搭載したトラフィック解析ツール「Traffic-Analyzer」で、宛先や送信元のアドレス、ポート、プロトコルといった詳細情報の解析が可能です。
さらに、テレメトリー形式で「System Answer G3」に情報を共有することで閾値超過後のトラフィック情報をリスト形式で容易に把握することができます。

2.ヒストグラム情報のパーセント表示によるトラフィックの容易な把握

トラフィックを正確に把握するには、トラフィックのカウント値を確認するだけでは困難です。「バーストレコーダー」では125マイクロ秒単位からトラフィックの解析が可能です。仮に500マイクロ秒単位で解析した場合でも、1分間で120,000カウントと膨大なヒストグラム情報となります。そこで、抽象的なカウント値ではなく、カウント値の総量を100%とした割合表示とすることで、トラフィック状況を容易に理解することができます。もちろん「System Answer G3」と連携することで、100%を上限としたグラフも表示可能です。

図2:ヒストグラム情報のパーセント表示によるトラフィックの容易な把握

図2:ヒストグラム情報のパーセント表示によるトラフィックの容易な把握

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