PON(Passive Optical Network)の仮想化という新しい流れ
~Virtual 10G-PON~
APRESIA Systemsが考えるこれからのPON
近年、モバイル端末やIoT機器と多種・多様な機器がネットワークに接続される様になり、増大する接続端末の管理、及びネットワーク構成や設定変更の柔軟な対応が必要となっています。このような背景から、ネットワークの仮想化技術についての検討が大手通信事業者や各標準化団体等で進められています。
そんな市場の流れに即して、よりオープンで、シンプル、拡張性を持った10Gネットワークを構築し、運用管理したいというユーザー様の声にお応えして、このたびAPRESIA Systemsが提案する新しい10Gネットワーク、それがVirtual 10G-PONです。
仮想化PON~Virtual 10G-PON~の利点
従来型PONの課題は、OLT~ONU間で標準プロトコルを使って管理していても、正確な管理プロトコルのコミュニケーションを可視化できないことでした。そのため、OLT、ONUを別ベンダーから調達するマルチベンダー化の促進が阻害されていました。一方で、仮想化されたPON管理監視システムでは、NIFでパケットキャプチャーを行うことで、OLT~ONU間の管理通信を可視化することが可能となり通信事業者様の利益となるマルチベンダー化が促進されます。
APRESIA SystemsのVirtual 10G-PON製品
またAPRESIA Systemsが提案する、Virtual 10G-PONは、仮想化技術を採用した管理・監視システムに加え、軽量化されたOLTも特長の一つです。APRESIAイーサネットスイッチや伝送装置XGMCにTiBit社製SFP+型OLTを実装するだけで、シンプルかつコスト効率の良い10Gネットワークを構成できます。SFP+型OLTのポート毎に最大128台までのONUを接続でき、ネットワークのスケールにあわせて導入いただけます 。
V10G-PONシステムや構成に関する