第2編
管理運用

CPU使用率監視機能の状態確認

show cpu-protect traceコマンドで、CPU使用率監視機能のトレース状態を確認できます。

補 足

CPUに関する履歴ログの項目は、NP7000の1.07.01以降、NP5000の1.07.01以降、NP2100の1.10.01以降、NP2500の1.10.01以降で表示されます。

表示例を以下に示します。

# show cpu-protect trace

CPU Protect Trace Trigger State     : Enabled ...(1)
CPU Protect Trace Trigger Status    : Exhausted ...(2)
Utilization Thresholds              : 100% ...(3)
Utilization polling                 : 60s ...(4)
CPU Protect Trace History State     : Enabled ...(5)
Traced log                          : Collected ...(6)
[2020-06-26 15:17:55]CPU Utilization: 65% ...(7)
[2020-06-26 15:23:16]CPU Utilization: 62%
[2020-06-26 15:24:05]CPU Utilization: 75%

各項目の説明は、以下のとおりです。

show cpu-protect traceコマンドの表示項目
項番説明
(1) CPU使用率監視機能の有効(Enabled)/無効(Disabled)を表示します。
(2) CPU使用率監視機能の状態を表示します。
Normal:CPU使用率がしきい値を上回っていない状態
Exhausted:CPU使用率がしきい値を上回っている状態
(3) CPU使用率のしきい値を表示します。
(4) CPU使用率の監視間隔を表示します。
(5) CPUに関する履歴ログの採取機能の有効(Enabled)/無効(Disabled)を表示します。
(6) CPUに関する履歴ログの記録状態を表示します。
No collection:履歴ログが記録されていない状態
Collected:履歴ログが記録されている状態
(7) 指定した監視間隔の平均CPU使用率がしきい値を上回った履歴を表示します。

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