第2編
管理運用

ミラーリングの状態確認

show monitor sessionコマンドで、モニターセッションとリモートモニターセッションの設定を確認できます。

モニターセッションの設定の確認

モニターセッション1の設定を確認する場合の表示例を以下に示します。

# show monitor session 1

 Session 1 ...(1)
     Session Type: local session ...(2)
     Destination Port: Port1/0/1 ...(3)
     Flow Based Source: IPv4-Monitor-List ...(4)
     Source Ports: ...(5)
         Both:
             Port1/0/4
         RX:
           Port1/0/3
         TX:
           Port1/0/2

 Total Entries: 1

各項目の説明は、以下のとおりです。

show monitor session [SESSION NUMBER]コマンドの表示項目
項番説明
(1) セッション番号を表示します。
(2) セッションタイプを表示します。
local session:ローカルモニターセッション
remote source session:リモートモニターセッション(モニター元装置)
remote destination session:リモートモニターセッション(モニター先装置)
(3) モニターセッションの宛先インターフェース(ポート番号またはポートチャネル番号)を表示します。
(4) モニターセッションの送信元アクセスリストを表示します。
(5) モニターセッションの送信元インターフェース(ポート番号またはポートチャネル番号)を表示します。
Both:ミラーリング対象が受信フレームおよび送信フレームの送信元インターフェース
RX:ミラーリング対象が受信フレームのみの送信元インターフェース
TX:ミラーリング対象が送信フレームのみの送信元インターフェース
リモートモニターセッションの設定の確認

リモートモニターセッションの設定を確認する場合の表示例を以下に示します。

# show monitor session remote

 Session 1 ...(1)
     Session Type: remote source session ...(2)
     Destination Remote VLAN: VLAN 2001 ...(3)
     Destination Port: Port1/0/19 ...(4)
     Source Ports: ...(5)
         RX:
             Port1/0/10

 Session 4 ...(1)
     Session Type: remote destination session ...(2)
     Source Remote VLAN: VLAN 4090 ...(6)
     Destination Port: Port1/0/48 ...(4)

 Total Entries: 2

各項目の説明は、以下のとおりです。

show monitor session remoteコマンドの表示項目
項番説明
(1) セッション番号を表示します。
(2) セッションタイプを表示します。
local session:ローカルモニターセッション
remote source session:リモートモニターセッション(モニター元装置)
remote destination session:リモートモニターセッション(モニター先装置)
(3) リモートモニターセッション(モニター元装置)で設定した、リモートモニターVLANを表示します。
(4) モニターセッションの宛先インターフェース(ポート番号またはポートチャネル番号)を表示します。
(5) モニターセッションの送信元インターフェース(ポート番号またはポートチャネル番号)を表示します。
Both:ミラーリング対象が受信フレームおよび送信フレームの送信元インターフェース
RX:ミラーリング対象が受信フレームのみの送信元インターフェース
TX:ミラーリング対象が送信フレームのみの送信元インターフェース
(6) リモートモニターセッション(モニター先装置)で設定した、ミラーリング元のリモートモニターVLANを表示します。

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