第2編
管理運用

sFlowの機能説明

sFlowはネットワーク内のトラフィックをモニタリングするプロトコルで、sFlowコレクターsFlowエージェントから構成されます。

sFlowの概要

sFlowコレクター

トラフィックを分析するためにsFlowデータグラムを収集するデバイスです。

sFlowエージェント

トラフィックを分析するために、装置で送受信したフレームのサンプリングおよびポーリングを行うデバイスです。

sFlowデータグラム

sFlowエージェントにおいてサンプリングまたはポーリングしたデータを格納し、sFlowコレクターに送信されるパケットです。

sFlowエージェント

sFlowエージェントには、サンプラー、ポーラー、およびレシーバーの3つの機能があります。各機能によって、sFlowデータグラムが作成され、sFlowコレクターに送信されます。

sFlowエージェントの概要

サンプラー

インターフェースで送受信されるデータをサンプリングレートで指定したフレーム数間隔でサンプリングし、sFlowデータグラムに格納します。サンプラーは、sFlowエージェントのインターフェースごとに作成できます。サンプラーを作成するには、sflow samplerコマンドを使用します。

ポーラー

インターフェースで送受信されるデータを一定の時間間隔でポーリングし、sFlowデータグラムに格納します。ポーラーは、sFlowエージェントのインターフェースごとに作成できます。ポーラーを作成するには、sflow pollerコマンドを使用します。

レシーバー

sFlowデータグラムをsFlowコレクターに送信します。レシーバーを作成するには、sflow receiverコマンドを使用します。

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