第2編
管理運用

sFlow統計の構成例と設定例

sFlowエージェントを設定し、IPアドレスが10.92.62.2のsFlowコレクターに、sFlowデータグラムを送信する場合の構成例と設定例を示します。

sFlow統計を利用する場合の構成例

  • レシーバーを作成し、所有者名を[Tester]に、有効期限を[無期限]に、sFlowコレクターを[10.92.62.2]に設定します。
    sw1# configure terminal
    sw1(config)# sflow receiver 1 owner Tester expiry infinite host 10.92.62.2
    sw1(config)#
  • VLAN 100を作成します。
    sw1(config)# vlan 100
    sw1(config-vlan)# exit
    sw1(config)#
  • VLAN 100におけるIPアドレスを[10.92.62.100/24]に設定します。
    sw1(config)# interface vlan 100
    sw1(config-if-vlan)# ip address 10.92.62.100/24
    sw1(config-if-vlan)# exit
    sw1(config)#
  • ポート1/0/1からポート1/0/3にサンプラーを作成し、サンプラーのインデックスを[1]に、レシーバーのインデックスを[1]に、サンプリングレートを[60フレーム]に設定します。
    sw1(config)# interface range port 1/0/1-3
    sw1(config-if-port-range)# sflow sampler 1 receiver 1 sampling-rate 60
    sw1(config-if-port-range)#
  • 同様にポーラーを作成し、ポーラーのインデックスを[1]に、レシーバーのインデックスを[1]に、ポーリング間隔を[30秒]に設定します。
    sw1(config-if-port-range)# sflow poller 1 receiver 1 interval 30
    sw1(config-if-port-range)# exit
    sw1(config)#
  • ポート1/0/10をアクセスポートとして設定し、アクセスポートに[VLAN 100]を割り当てます。
    sw1(config)# interface port 1/0/10
    sw1(config-if-port)# switchport mode access
    sw1(config-if-port)# switchport access vlan 100
    sw1(config-if-port)# end
    sw1#

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