スタックの状態確認
スタックの状態を表示して確認する方法を説明します。
スタックの状態の表示
show stackコマンドでスタックの状態を確認できます。
補 足
Unit Status項目は、NP7000の1.05.01以降、NP5000の1.05.01以降、NP4000の1.03.01以降、NP3000の1.06.01以降、NP2100の1.09.02以降、NP2000の1.09.01以降、NP2500の1.12.01以降で表示されます。
補 足
Unit Status項目は、NP7000の1.10.02以降、NP3000の1.10.01以降、NP2100の1.12.01以降で表示文字列が変更されています。
表示例を以下に示します。
# show stack Stacking Mode : Enabled ...(1) Stack Preempt : Disabled ...(2) Trap State : Disabled ...(3) Port-channel mode : All ...(4) Stack-port load-balance: default ...(5) Topology : Duplex_Ring ...(6) My Box ID : 1 ...(7) Master ID : 1 ...(8) BK Master ID : 2 ...(9) Box Count : 3 ...(10) (11)(12) (13) (14) (15) (16) (17) (18) (19) Box User Module Prio- Prom Runtime H/W ID Set Name Exist rity MAC Version Version Version --- ---- ---------------------- ----- ----- ----------------- ------- --------- ------- 1 User ApresiaNP7000-48X6L Exist 0 00-40-66-AA-52-1B 1.00.01 1.10.02 A 2 User ApresiaNP7000-48X6L Exist 32 00-40-66-AA-31-00 1.00.01 1.10.02 A 3 User ApresiaNP7000-48X6L Exist 60 00-40-66-AB-7D-5A 1.00.01 1.10.02 A 4 - NOT_EXIST No Stack Bandwidth and Unit Status: (11) (20) (21) (22) (23) Box User Set SIO1 Active SIO2 Active Unit ID Bandwidth Bandwidth Bandwidth Status ---- --------- --------- --------- --------- 1 2-port(40G) 1-port 1-port Stable 2 2-port(40G) 1-port 1-port Stable 3 2-port(40G) 1-port 1-port Stable 4
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) | スタックの有効(Enabled)/無効(Disabled)を表示します。 |
(2) | プリエンプトモードの有効(Enabled)/無効(Disabled)を表示します。NP7000でl2-extendオプションを指定して有効にした場合は、Enabled(L2-Extend)と表示されます。 |
(3) | トラップの有効(Enabled)/無効(Disabled)を表示します。 |
(4) |
ポートチャネルモードを表示します。 All:スタック跨ぎのポートチャネルにおいて、装置跨ぎの負荷分散が有効 Partial:スタック跨ぎのポートチャネルにおいて、装置跨ぎの負荷分散が無効 |
(5) | スタックポートの負荷分散アルゴリズムを表示します。 |
(6) |
スタックトポロジーを表示します。 Duplex_Chain:チェーントポロジー Duplex_Ring:リングトポロジー |
(7) | 装置のボックスIDを表示します。 |
(8) | マスターのボックスIDを表示します。 |
(9) | バックアップマスターのボックスIDを表示します。 |
(10) | スタックを構成している装置の数を表示します。 |
(11) | ボックスIDを表示します。 |
(12) |
ボックスIDの設定状況を表示します。 Auto:自動割り当て User:手動割り当て |
(13) | 装置の名称を表示します。 |
(14) | スタック構成の中に存在しているかどうかを表示します。 |
(15) | 優先度を表示します。 |
(16) | スタックメンバーのMACアドレスを表示します。 |
(17) | ブートローダーバージョンを表示します。 |
(18) | ファームウェアバージョンを表示します。 |
(19) | ハードウェアリビジョンを表示します。 |
(20) |
スタックポート構成を表示します。 2-port(40G):stack bandwidth 40G 2-port設定時 4-port(25G):stack bandwidth 25G 4-port設定時 2-port(25G):stack bandwidth 25G 2-port設定時 4-port(10G):stack bandwidth 10G 4-port設定時 2-port(10G):stack bandwidth 10G 2-port設定時 |
(21) |
スタックポート1の状態を表示します。 4-port:スタックポート1の4ポートがリンクアップ状態(4-port chain設定時) 3-port:スタックポート1の3ポートがリンクアップ状態(4-port chain設定時) 2-port:スタックポート1の2ポートがリンクアップ状態 1-port:スタックポート1の1ポートがリンクアップ状態 Down:スタックポート1の全ポートがリンクダウン状態 |
(22) |
スタックポート2の状態を表示します。 2-port:スタックポート2の2ポートがリンクアップ状態 1-port:スタックポート2の1ポートがリンクアップ状態 Down:スタックポート2の全ポートがリンクダウン状態 -:chainオプションが有効なスタック構成の場合 |
(23) |
装置の状態を表示します。 Stable:安定状態(表示文字列の変更前のバージョンではNormal表示) *Unstable:不安定状態(表示文字列の変更前のバージョンでは*Abnormal表示) |
スタックポートの情報の表示
show stack detailコマンドでスタックポートの情報を確認できます。
補 足
本コマンドは、NP7000の1.09.01以降、NP5000の1.09.01以降、NP3000の1.09.01以降、NP2100の1.11.01以降、NP2500の1.12.01以降でサポートしています。
表示例を以下に示します。
# show stack detail Unit 1, Stack Port 65 link status is up ...(1) Type: 40GBASE-SR4 ...(2) Vendor PN: AFBR-79E4Z-D ...(3) Vendor SN: QB240295 ...(4) Unit 1, Stack Port 69 link status is up Type: 40GBASE-SR4 Vendor PN: AFBR-79E4Z-D Vendor SN: QB240256 Unit 2, Stack Port 65 link status is up Type: 40GBASE-SR4 Vendor PN: AFBR-79E4Z-D Vendor SN: QB240233 Unit 2, Stack Port 69 link status is up Type: 40GBASE-SR4 Vendor PN: AFBR-79E4Z-D Vendor SN: QB240300
各項目の説明は、以下のとおりです。
項番 | 説明 |
---|---|
(1) |
装置のボックスID、スタックポートのポート番号、リンク状態を表示します。 up:リンクアップ状態 down:リンクダウン状態 |
(2) | 挿入されているトランシーバーの種類を表示します。 |
(3) | 型式番号を表示します。 |
(4) | シリアル番号を表示します。 |