設定例:APRESIA(AEOSシリーズ)
レイヤー2:QoS設定例
DRR (Deficit Round Robin)
キューごとに中継させる最小帯域を重みを用いて設定する。
- 比率はパケットサイズで行なうため、帯域の比率になります。
- 重み0はStrict Priority Queuingで動作します。
- QoSプロファイルの重みと、qp1~qp8の全ての重みの合計との比から実際の最低帯域が決定されます。
- 設定したVALUEの2のべき乗の値が実際の重みとなります。
・(例:設定値3の場合 2の3乗=8)
AEOS7設定例 | コメント |
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packet-filter2
1 1 assign vlan 10 |
Vlan10の通信をqp8 Vlan20の通信をqp7 その他のvlanはqp3(デフォルト)にキューイング |
qos algorithm deficit-round-robin qos qosprofile qp8 port 23-24 weight 3 qos qosprofile qp7 port 23-24 weight 2 qos qosprofile qp3 port 23-24 weight 1 |
23-24ポートのQP8の重みを3、QP7の重みを2、QP3の重みを1に設定する。 【計算式】 qp8:qp7:qp3=8:4:2の帯域で中継される。 ↓ qp8=8/14 qp7=4/14 qp3=2/14 |
AEOS8設定例 | コメント |
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packet-filter2
1 1 assign vlan 10 |
Vlan10の通信をqp8 Vlan20の通信をqp7 その他のvlanはqp3(デフォルト)にキューイング |
qos algorithm deficit-round-robin interface port 1/23-24
qos qosprofile qp8 weight 3 |
1/23-24ポートのQP8の重みを3、QP7の重みを2、QP3の重みを1に設定する。 【計算式】 qp8:qp7:qp3=8:4:2の帯域で中継される。 ↓ qp8=8/14 qp7=4/14 qp3=2/14 |
想定動作
- Stream1~3共に1Gbpsのパケットを入力して、それぞれがQP8、QP7、QP3に入るようにする。
下記設定で重み付けしているので、帯域の比率はqp8:qp7:qp3=8:4:2で中継される。
- qos qosprofile qp8 weight 3
- qos qosprofile qp7 weight 2
- qos qosprofile qp3 weight 1