ホワイトボックススイッチ
Open Networkingとは?
「装置本体(ホワイトボックススイッチ)」「ネットワークOS」「オプション品」等を自由に組み合わせて一つのスイッチをつくる、ユーザー主導の新しい考え方。ハードウェアとソフトウェアを選択できることで、より専門的で、より自由な組み合わせが、ネットワークの可能性を広げます。
世界で広がるOpen Networkingの採用
私たちが普段使っているクラウドサービスや、海外の大きなデータセンターでは、Open Networking製品の採用が驚くほど進んでいる。従来の垂直統合型のスイッチではできない使い方や、本質的なコスト低減への取り組みを、ユーザー主導で実現するための手助けを、Open Networkingという考え方は強烈に後押しする。少し手間はかかるかもしれない、それでも、検討する価値が、Open Networkingという考え方にはあるのだ。
Open Networking で解決できること
01
データセンター向け
最新技術
- GAFAM(Google/Apple/Facebook/Amazon/Microsoft)でホワイトボックススイッチの利用実績が多くあります。
- シンプルなデータセンター向けのIP Clos構成技術は汎用的なチップを搭載しているホワイトボックススイッチでも実現が可能となっております。
02
納期問題
- 半導体の納期問題があったことで、サービス拡大の計画への支障がないよう、複数ベンダーを検討する企業が増え、ホワイトボックススイッチを候補とする企業も増えてきております。
- 主なOpen Networkingベンダーは大手ODMの企業が多く、半導体部品を多く確保できるため、短い納期での対応が可能です。
03
ベンダーロックイン
からの解放
- ハードウェア、ネットワークOS、コントローラ、オーケストレーターなどが分離されていることで、お客様でネットワーク要素のベンダーを自由に選択(マルチベンダ化)できるため、各ベンダーへ中長期的なコストの交渉が可能となります。
- オープンな技術を使った自動化により運用の効率化ができ、また、OSSベースのソフトウェアを利用するため、スキル/ノウハウを自社にため込みやすくなっています。
04
価格問題
- 昨今の物価高騰+為替影響に伴う値上げに対し、他ベンダーの価格と比較できることで、特定のベンダーによる不当な値上げを防止しやすい環境を作ることができます。
- サードパーティー製のトランシーバが利用できることで、調達のコストの低減が可能です。
- ホワイトボックススイッチベンダーは、GAFAM向けに大量の同モデルの機器を生産しているため、一台当たりの本体価格が安くすることができ、OS自体を無償で提供しているものもあります。
※使用許諾など条件はございます。